先輩が就活体験披露 自分らしく、相手の目線忘れずに

2020/6/26
イベントの出演者。左から大林格さん、菅田悠介さん、中村優花さん。司会はU22編集長・安田亜紀代。
イベントの出演者。左から大林格さん、菅田悠介さん、中村優花さん。司会はU22編集長・安田亜紀代。

自分の強みやこだわりを全面に押し出して就活に臨み、有名大企業の内定を得た大学生に就活を振り返ってもらうオンラインイベント「とんがり就活で内定ゲット!」(日本経済新聞社主催)が3月下旬に開催された。新型コロナウイルスの影響で、学生が就活について直接相談できるOB・OG訪問などの機会が減少しているという。こんなときだからこそ、こだわりの就活を展開した「先輩」たちの言葉が参考になるのではないか。(司会はU22編集長・安田亜紀代)

出演者(所属は3月時点)のプロフィル

◇大林格さん(筑波大4年)=丸紅に内定。休学中に電気や水道が整わないアフリカのマラウイ共和国の村へ移住し、養鶏場の起業、ミュージシャンデビューなど、多方面で活躍した。将来もアフリカでキャリアを築く計画。
◇菅田悠介さん(慶応SFC19年秋卒)=東京ガスに内定。食料廃棄問題に興味を持ち、在学中に狩猟体験事業を手掛ける。最近は神奈川県小田原市の約120世帯しかない地区に移住して、70畳5DKの古民家シェアハウスで暮らす。
◇中村優花さん(法政大4年)=日本IBMに内定。モデルやYouTuber活動を行い、「ゆかし」の愛称で知られる。高校時代にビジネスコンテストで優勝し、インターンなどを通じてビジネスやテクノロジーに関わる。デザイン専門学校にも通った。

Q 振り返って、どんな就活でしたか?(自身の就活のキャッチフレーズを考えてもらいました)

大林さん 「こだわり強い生意気就活」

マラウイで勉強やボランティア、ビジネスをやってきたなかで、やはりアフリカでビジネスがしたいと考えたんですね。色々考えた結果、日本企業で、アフリカで戦っていける企業は商社だと思って商社だけ受けました。アフリカへ行けなかったらどうするのかってもちろん聞かれましたが、会社の中でキャリアを築きたいというよりもアフリカビジネスのプロになりたいと思っていたので、アフリカでビジネスをするという道が遮断されたら僕は会社を辞めると思いますと正直に言いました。生意気なやつがきたと思われたでしょうね(笑)

1次で落とされたところもありましたが、その会社は僕を必要としていないんだと、それだけの話で。全部ダメだったらもう一回アフリカで自分で挑戦すればいいと思ったので、そんなに気負いすることなく面接で従属的な態度になることはなかったですね。

菅田さん 「予防線を張ったケセラセラ就活」

僕は今ここで地震が起きたらどうなるかとかすごく考えちゃうタイプで、最悪を想定して何か対策を打った状態で好きなことをやってきたという自分の特性が就活にも表れたと思います。最初は自分で会社を起こしたり、ベンチャーで新規事業を立ち上げたりしようかと思っていましたが、大学4年の秋に休学して狩猟体験事業をやったときに、お金的にこれは回らないなというのをすごく痛感したんです。しっかり稼げるところを持ちつつ、自分のやりたいことをやっていく路線の方がいいのかなと考えるようになりました。

今しかできないことをやりたいという思いもあったので、「新卒カード」を使えるときに使おうと考えて大企業を中心に受けました。副業OKで食料廃棄問題など自分の関心のある分野に取り組んでいる企業をいくつか受け、そのなかで東京ガスの人はしゃべればしゃべるほど面白くて、それがじわじわとにじみ出るような「スルメ的な人間」が多い印象だったので、ここに行こうと決めた感じです。

中村さん 「先手必勝!脱ミーハー就活」

就活は1年生から積極的に動いていたのですが、「ベンチャーや広告業界が合いそう」みたいなことを周囲に言われてうのみにしていた部分がありました。でも会社のことを知っていくうちに、両方ともなんか違うなと思って路線変更しました。ベンチャーのインターンにたくさん行っていたから思えたことなんですけど、ベンチャーは「裁量がある」ことが魅力としてよく言われますが、自分としては相談にこまめに乗ってほしい、ある程度やり方を教わってからやりたいという欲求があることがわかって、教育システムがちゃんとある大企業へ行こうと考えました。

3年の春、とりあえず一番早く選考が始まる外資コンサルの選考対策をやっているうちに、この方法で本当に問題って解決できるのかな?と疑問を覚えることが多くて。そのときたまたま「デザイン思考」という考え方に出会って、こういう考え方の方が色々な問題を解決できると可能性を感じて、夜間にデザイン学校にも通うようになるぐらいのめり込んでいき、「UXデザイン」を仕事にしたいなと思うようになりました。

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