調理簡単、バスク料理ピペラード 白ワインにピッタリ
新型コロナウイルスの影響で全国的な外出自粛が続き、自炊せざるを得ない人が増えています。その中でのささやかな楽しみといえば「オンライン飲み会」でしょう。政府も推奨しています。そんなときに役立つ絶品おつまみの作り方を、今回から有名シェフらが分かりやすくお教えします。居酒屋に行けなくても、おいしいおつまみでおいしく飲む!そして、この危機を乗り切る英気を養いましょう。
トップバッターはひらまつグループのレストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座」の星野晃彦シェフ。ピレネー山脈のバスク地方にみられる伝統的な家庭料理「ピペラード」をおいしいおつまみに仕立てました。この季節に冷やした白ワインと一緒にどうぞ。
ピーマン 緑色2個、赤色・黄色 各1個 (なければパプリカ半個ずつ)
玉ねぎ 1個
トマト 3個
生ハム 4枚
卵 3個
にんにく 2片
塩 2つまみ
黒コショウ 適量
一味トウガラシ 適量
パセリみじん切り 適量
オリーブオイル 適量
(1)ピーマンを細切りにする。トマトは4つ切りにして2センチ角にカット(ホールトマト缶でも代用可)
(2)玉ねぎは粗めに、ニンニクとパセリはみじん切りにする。
(3)フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎを透き通るまで炒め、にんにくを入れて香りを出す。ピーマンを加えて中火で3分炒め、トマトを加えてまた3分炒める。塩・黒コショウ・一味トウガラシで味付けする。
(4)卵を溶いて、スクランブルエッグのように一気に混ぜる。
(5)別のフライパンに、生ハムを強火でさっと焼く(焼きすぎると固くなり塩味が
増す)
(6)皿に(4)を盛り、生ハムをのせて、仕上げにパセリをふりかける。
野菜の甘みと辛味のバランス:本来は、ピペラードの語源でもある「ピマン・デスプレット」というトウガラシの仲間を使いますが、今回は気軽に入手できる一味トウガラシで作ります。
白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン)が合います。
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