マリンクロノメーターで知られるユリス・ナルダンは複雑時計「フリーク(異形)X」の新作2モデルを発表した。新作は溶岩と氷という対極にある自然から着想した迫力あるデザインで、溶岩レッドのカーボンファイバーとブラックDLC チタン製モデル「フリークXマグマ」と、凍てつく氷河を表現した「フリークXアイス」。フリークXとは軸がついたムーブメント自体が回転して時間を示す、ユニークなモデルのこと。
溶岩から着想した「フリークXマグマ」は、軽量のカーボンファイバーとレッドマーブルのエポキシ樹脂を斬新に組み合わせたケースを採用した。時刻を表す軸のレッドの部分にスーパールミノバを塗布して、夜間でも読み取ることが可能という。レザーストラップはレッドのステッチとブラックの配色だ。ブティック限定モデル。
「フリークXアイス」は氷河を彷ふつとさせるモデルで、白く滑らかなチタン製ケースに、ホワイトレザーストラップを組み合わせた。夏にも販売を予定している。
両モデルともにUN-230 自動巻きムーブメントを搭載し、時を刻む様子をオープンケースバックから眺めることができる。
今回の新作開発にともない、ユリス・ナルダンは、過酷な自然環境の撮影を専門とする写真家、カーステン・ペーターとパートナーシップを結んだという。

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