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たらスパ誕生60年 渋谷でさらに進化し、専門店登場

看板メニューの「炙りたらこのお出汁スパゲティ」。だしスープと小鉢2品がついて税別・890円
看板メニューの「炙りたらこのお出汁スパゲティ」。だしスープと小鉢2品がついて税別・890円

和風スパゲティの中でも定番の「たらスパ」。その専門店「東京たらこスパゲティ」が今年1月、東京・渋谷にオープンした。今は新型コロナの影響のため静かに終息の日を待つばかりだが、たらこスパゲティの専門店ということで、ネット民たちの間で話題を呼んでいる。モチモチの生パスタにだしをかけてスープパスタのようにしたり、豆乳にたらこを加えて「カルボナーラ」風にしたりと、そのメニューはまさに“進化系”だ。

同店を経営するのは全国でカジュアルイタリアンの業態を展開するフィルドテーブル(東京・千代田)。同社はとんかつ専門店「かつや」や「からあげ縁」などを手がけるアークランドサービスホールディングス(東京・千代田)のグループ会社である。

「この場所はもともと『かつや』が出店していて、その跡地にどの業態で出店しようかと考えたときに、ここ2~3年、世の中で店舗数が増えている和風スパゲティの業態が候補に挙がってきました。ただ後発でやるには特色がなければなりません。私たちのグループではからあげ専門店など、料理を絞り込んで多店舗化するのを得意としています。そこで和風スパゲティも深く掘り下げていった結果、『たらこスパゲティ』に行きついたのです」

そう語るのはフィルドテーブル社長の中島宗則さん。たらこスパゲティは誰もが知っている、親しみのある味。「どこか古臭く『ダサい』イメージもある」(中島さん)ゆえ、高級店ではなく親しみを持ってもらえ、飲食店として敷居が低く見えるのは有利に働く。また、15年間運営してきたイタリアンのパスタのノウハウも生かせると考えた。

ただ、料理を絞り込むだけでは特色としては不十分だ。定食のようにお盆で提供し、お箸で食べさせるスタイルは既存の和風スパゲティの店でも行われている。より特色を出すために行ったのは、たらこスパゲティを「和風」ではなく「和食化」させることだった。

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