あの十二支たちも… 古代エジプトの意外な動物ミイラ

日経ナショナル ジオグラフィック社

女王のペット 女王のペットだったガゼルは、王家の一員として、人間と同じように手厚くミイラにされた。上質の布にくるまれ、木製の棺に納められたこの動物は、紀元前945年ごろ、主人の亡骸とともに埋葬された(Photograph by Richard Barnes, Nat Geo Image Collection)
ナショナルジオグラフィック日本版

古代エジプトでは、人間だけでなく数多くの動物たちがミイラにされて棺に納められた。死者のペットとして埋葬されたものや、神の化身として崇拝されたミイラ、死者の食料として納められたものもあった。

次ページでも、古代の人が王族とともに墓へと葬った動物のミイラの数々をご覧いただこう。いにしえの人と動物との関係が垣間見られるかもしれない。

ファラオの飼い犬

丁寧に保存された猟犬のミイラ。巻かれていた布はずっと昔に取れてしまった。おそらくファラオの飼い犬で、「ぜいたくな食事を与えられ、優雅に暮らしていたのだろう」とエジプト学者のサリマ・イクラム氏は言う。死後、「王家の谷」に特別に用意された墓に埋葬された(Photograph by Richard Barnes, Nat Geo Image Collection)

フェイクミイラ?

供え物として埋葬されたミイラには多くの種類があるが、このワニのミイラは偽物。中には何も入っていない(Photograph by Richard Barnes, Nat Geo Image Collection)

神聖な動物

母牛は雄牛と同様に神聖な存在と見なされ、来世で復活できるようにミイラにされた。写真の雌牛はそのうちの一体だ(Photograph by Richard Barnes, Nat Geo Image Collection)
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