「ケースが小さい」は正義 小型完全無線イヤホン4選

携帯性に優れたケースの小さな完全無線イヤホンを紹介する。小型ながら実力派の4機種がそろった
携帯性に優れたケースの小さな完全無線イヤホンを紹介する。小型ながら実力派の4機種がそろった

様々なメーカーから発売され、ますます充実する完全無線イヤホン。音質に優れたもの、ノイズキャンセリング機能付きのものなどバラエティー豊かだが、最近「超小型」の完全無線イヤホンが人気だという。イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」に聞いたおすすめ4機種を紹介する。

◇  ◇  ◇

e☆イヤホン秋葉原店で完全無線イヤホンを担当する横尾泰輝さん(写真 田口沙織)

「完全無線イヤホンを探している方で『超小型である』ことを重視する方が非常に多いです」。e☆イヤホン秋葉原店で完全無線イヤホンを担当する横尾泰輝さんは、最近の動向についてこう話す。「小型のほうがかばんにもしまいやすく、ポケットにも簡単に入れられることが人気の理由です」。近年はキャッシュレス決済の普及により財布が小型化し、かばんも小型のものが増えている。そんな中で、完全無線イヤホンにも小ささが求められているようだ。

小さいと音質や性能が劣るのではないかと考える人もいるかもしれないが、横尾さんによれば「イヤホンのサイズで音質の良しあしは決まらない」。そこで今回は、e☆イヤホンの横尾さんに超小型で性能に優れた4機種を選んでもらい、聞き比べた。

外音取り込み機能も搭載/「ST-XX」

SOUL「ST-XX」(税込み7530円、価格はすべてe☆イヤホンによる。2019年12月中旬時点)。ケースはコンパクトな立方体

最初は米国のメーカー、SOULの「ST-XX」。SOULはグラミー賞を受賞したヒップホップアーティストのリュダクリスが監修し、ヘッドホンを作ったことにはじまるブランドだ。「ST-XX」は2019年7月に発売された完全無線イヤホン。ケースは一辺40ミリほどの立方体型で、重さはイヤホン込みで31グラムと、Appleの「AirPods Pro」(イヤホン込みで56.4グラム)より25グラム軽い。イヤホン本体は20ミリほどの大きさで、小さいながらしっかりと耳にフィットしてくれる。

試聴してみると、ボーカルがよく聴こえ、まとまりがあってバランスが良い。全体としてクリアなサウンドで、細かな音も聞き取りやすかった。生活防水レベルのIPX5防水性能を備え、連続再生時間はイヤホンのみで5時間、ケース併用で20時間と申し分ない。Bluetoothの接続も安定しており、夕方の渋谷駅周辺で使用した時にも途切れることはなかった。

また、外音取り込み機能を搭載しているのもポイント。外音の音量は調節できず、効きすぎていると感じることもあったが、そのぶんコンビニなどで音楽を聴きながら店員と問題なく会話できた。

実際に装着してみる。再生・停止や外音取り込みは本体のタッチパネルで操作する

「カラーバリエーションが6色と豊富なので、プレゼントにも人気。タグ部分にはカラビナをつけられるので、持ち運びにも便利です」(横尾さん)。7530円と完全無線イヤホンの中でも低めの価格設定となっており、身軽に出かけたい日のイヤホンとして購入するのも良さそうだ。

MONO TRENDY連載記事一覧