秋を味わうモンブラン デパ地下で買える逸品10選

秋の味覚の代表、栗が出回り始めた。モンブランが楽しみという人も多いはず。デパ地下で買えるおすすめの一品を、専門家が選んだ。

■1位 小布施堂 770ポイント
栗10個分 別格のあん

朱雀モンブラン 栗の産地、長野県小布施町にある栗菓子店。地元で採れた栗などを使った、栗あんをまとう「和のモンブラン」だ。通常、モンブランの表面には生クリームを加えた栗のクリームを搾ることが多いが、そうめん状にたっぷりかけたのは、約10個分の栗を裏ごしし、砂糖だけを加えた栗あん。和菓子の練り物を搾る道具、小田巻きを使って搾り出している。「頑張ったごほうびとして食べる最高峰のモンブラン。栗の風味が別格で、味わいがリッチ」(藤原浩さん)

タルト生地の上に生クリームやカスタード、渋皮栗、カシス、濃厚な栗あんを載せた。「カシスの酸味がアクセント。飽きさせない工夫も面白い」(平岩理緒さん)。「栗きんとんを食べているかのような、濃い和栗のあんがよい。ボリュームがあるので2人でシェアしても」(里井真由美さん)

栗の収穫期に本店で1カ月だけ提供する、注文後に裏ごしした新栗を盛りつける「栗の点心 朱雀」を、自宅でも食べてもらいたいと作ったケーキ。伊勢丹新宿店と阪急うめだ本店の常設店のほか、全国の百貨店(10月2~7日仙台三越、23~31日ジェイアール京都伊勢丹、24~30日藤崎本店、11月13~19日松坂屋名古屋店)で催事を行う。

(1)1728円(2)2020年3月末まで(3)https://obusedo.com/

■2位 銀のぶどう 680ポイント
バラの形 見た目も味も華やか

モンブランローズ 栗のクリームをバラの花の形に搾った人気商品。女性パティシエが考案した。一枚一枚、手作業で花びらになるよう搾っていく。「見た目がいい」(竿代信也さん)、「バースデーケーキになりそうな華やかさがある」(猫井登さん)

土台のタルト生地には栗をつぶして砂糖を混ぜたペーストとマロングラッセを入れたアーモンドクリームを載せて焼き上げた。「クリームからも、土台のタルトからも、栗の風味がしっかり。食べごたえがあって満足感がある」(瀬戸理恵子さん)。コクを出すために「隠し味でキャラメルソースが入っていて、味わいも華やか」(下井美奈子さん)。大丸東京店などで販売。

(1)680円(2)通年予定(3)https://www.ginnobudo.jp/

■3位 パティスリー・サダハル・アオキ・パリ 560ポイント
長方形で食べやすく

マロン フリュイ ルージュ フランスで活躍するパティシエ、青木定治さんが手掛ける。最後までケーキのパーツを同じ比率で楽しめるようにと、1:4の横長に仕上げた。「長方形で食べやすくてうれしい」(スイーツなかのさん)。フランボワーズやブルーベリーの果実入りコンフィチュール(ジャム)を使用。「酸味がアクセント。濃厚な栗のクリームを引き立てている」(山崎彩さん)

クッキー生地の上に、サクサクした食感のヘーゼルナッツのサブレ生地を載せた。「食感の違いが楽しめ、最後まで食べ飽きない。ダージリンティーと合わせて楽しみたい」(猫井さん)。伊勢丹新宿店、ジェイアール名古屋タカシマヤのほか全店舗で販売。

(1)891円(2)11月末まで(3)https://www.sadaharuaoki.jp/

■4位 新宿高野 500ポイント
ラズベリーがアクセント

モンブラン 果物専門店の一品。表面を覆うクリームには愛媛や熊本、茨城などの国産栗を使った。栗本来の甘さや風味を出すようにこだわり、独自の無糖のホイップクリームと合わせた。「栗の風味が力強く、生クリームとのバランスが秀逸。モンブランを語る上で外せない名作」(藤原さん)

アクセントにラズベリージャムを入れ「栗の風味が力強く感じられ余韻も豊か。サブレのサクサクした食感とベリーの酸味がなめらかなクリームと対比して楽しく食べられる」(瀬戸さん)。

(1)594円(2)10月末まで(3)http://takano.jp/takano/

■5位 アンジェリーナ 490ポイント
パリの老舗、高い完成度

モンブラン デミサイズ パリで人気のサロン・ド・テの老舗。栗にマダガスカル産バニラを加えたペーストは「濃厚ながら焼き栗のような風味」(平岩さん)。

メレンゲの土台にクリームがたっぷり。「栗のクリームとのバランスが最高」(山崎さん)。「完成度が高い」(鈴木兼介さん)。デミサイズは日本人向けで、パリ本店と同じ大きさが約2倍のオリジナルもある。札幌、新潟、日本橋、松山、福岡の三越ほか、東武百貨店池袋、ジェイアール京都伊勢丹に常設店を構える。

(1)594円(2)通年(3)https://www.marronniergate.com/topic/detail/110(マロニエゲート)