ベージュの綿パンで七変化 ビジカジから休日着まで

MEN’S EX

2019/9/3

Thu.
インか、アウトか。コンサバ男の自問自答

スーツから始まったプリーツパンツ復活は、いまや単品パンツにも波及している。そこで考えなくてはいけないのは、1プリーツか2プリーツかに加え、プリーツの“向き”について。一度両方穿いてみることにしよう。

木曜日はアウトプリーツ。やはりこれが正統派に感じる。このロータはプリーツがしっかり深いので、腰から裾までクリースラインが一直線に落ちて、脚がスラッと見える印象だ。イタリア色の強いクラシックな服装がよく似合う。

パンツ4万3000円/ロータ(ザ ソブリンハウス) ジャケット65万円、タイ3万3000円/以上チェザレ アットリーニ、シャツ7万円/ディエトロレクインテ(以上ディエトロレクインテ) 靴7万9000円/クロケット&ジョーンズ(グリフィンインターナショナル) 時計75万5000円/IWC(IWC) ベルト〈スタイリスト私物〉

Fri.

金曜日はインプリーツ。英国ものに一般的な仕様だが、これはプリーツのラインが内側にカーブするのが特徴的。腰回りが少し丸く見えるので、服装も柔和な印象になるようだ。キリッと引き締めるならアウト、まろやかに見せるならイン。これが選びの基準かな。

パンツ3万5000円/PT01(トゥモローランド) ジャケット11万円/タリアトーレ(トレメッツォ) シャツ2万3000円/ドレイクス(ドレイクス 銀座店) タイ2万円/ステファノ ビジ(バインド ピーアール) 時計54万円/ゼニス(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス) ベルト〈スタイリスト私物〉 クルマ658万円〈税込価格〉/アウディ(アウディ コミュニケーションセンター)

Sat.
こういうのを“ベーシック”というのだ

ポロカラーシャツにストライプタイ、紺ブレザー……ブルックス ブラザーズには色々なベストセラーがあるけれど、実はこのチノパンも隠れた名作だと思う。ゆったりしたワタリに裾幅約22cmのワイドストレート。ベリー・トラッドな佇まいが最高だ。本来はこれにジャケットを合わせてきっちり着るんだろうけど、今ならオーバーシャツをサラッと着て寛いだ休日着にしたい。椅子に座ったとき窮屈じゃないところも気に入った。着方は変われど時代を超える。これぞ真のベーシックだ。

パンツ1万3000円/ブルックス ブラザーズ(ブルックス ブラザーズ ジャパン) オーバーシャツ4万円/ドレイクス(ドレイクス 銀座店) スカーフ1万4000円/フラテッリ ルイージ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) 靴7万5000円/ボードイン アンド ランジ(オカベ アンド パートナーズ) 時計119万円/ゼニス(LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ゼニス)

Sun.
これは凄い掘り出しものだ!

老舗のトラッドブランドでは時折、びっくりするような掘り出しものに出会うことがある。エル・エル・ビーンの「ダブル・エル・チノ」もそのひとつ。6900円という破格の値段ながら、穿いてみると実に調子がいいのだ。腰回りは適度にフィットしつつ、ワタリから裾がストンとしたストレートレッグ。ワイドなのにダボつかない絶妙のバランスだ。しかも股下の長さも選べるという親切さ。これはいい買い物をしたなと上機嫌で馴染みの古書店を訪ねたら、超レアな写真集を発見。今週はツイてるな!

パンツ6900円/エル・エル・ビーン(L.L.Bean カスタマーサービスセンター) シャツ2万4000円/バグッタ(エストネーション) ニット3万8000円/ドルモア(ビームス 六本木ヒルズ) 靴7万5000円/ボードイン アンド ランジ(オカベ アンド パートナーズ)

※表示価格は税抜きです。

撮影/平山太郎 スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/TANO(Cutters) 構成・文/小曽根広光 撮影協力/iconic、GLITCH COFEE&ROASTERS、HOBGOBLIN ROPPONGI、東塔堂

MEN'S EX

[MEN’S EX 2019年9月号の記事を再構成]

SUITS OF THE YEAR 2019
男と女 ときめくギフト
Watch Special 2019
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