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今田美桜、急上昇女優1位 自然に泣き怒る演技が幸せ

日経エンタテインメント!

2019/7/19

(写真:中村嘉昭)

『花のち晴れ』と『3年A組』はともに学園を舞台にした作品であり、同世代の俳優と共演した。特に『3年A組』は、生徒役の1人ひとりが感情を爆発させるかのような芝居を見せ、“演技バトル”との声もあがった。同世代の俳優をどのように見ているのだろうか。

「同世代は高め合うというか、作品を作り上げるという1つのところに向かっていく仲間。『3年A組』のみんなは、舞台裏ではにぎやかで仲がいいんですけど、教室のセットに入った瞬間から空気が変わって、リハーサルから泣いているし、湧き上がる熱量がぶつかって芝居が進む感覚がありました。だからエネルギーの消耗が激しくて、運動しなくても体力がなくなるんだと実感しました(笑)。

もちろん役の個性の上ではあるんですけど、菅田さんがすべて全力で熱量のあるお芝居をしてくださるので、私たちも素直に先生の話を受けている感覚で、自然に涙が出てくるし、反発するときは怒る。私は教室の一番後ろに座っている役だったので、生徒のみんなの顔は見えないんですけど、後ろ姿から反応を見ることができたんです。すごく刺激を受けましたし、自分もあの教室の一員になれたことが幸せだったと感じています。

演じるうえでどのように感情を出せば良いのか、まだ決まった方法みたいなものはないんですが、空気感を感じて反応していくのが私の演技なのかなと思います。そういう現場を経験させていただいたのは、本当にありがたいです」

今田の挑戦は続く。6月14日に公開された映画『メン・イン・ブラック:インターナショナル』では、初めての吹替に挑戦。さらに、7月26日23時15分から放送スタートのドラマ『セミオトコ』(テレビ朝日系)に出演。デザイナー志望の専門学生、熊田美奈子を演じる。

「声だけのお芝居は初めてで、しかも私が声を担当したエージェントMを演じているテッサ・トンプソンさんはかっこいい女優なので緊張しました。これを機に、かっこいい女性の役を演じられるようになったらいいなと。今後の目標は幅広く、いろんな女性の役を演じられるようになること。そして、その作品の中に生きてると感じてもらえるような人になりたいです」

(ライター 高倉文紀)

[日経エンタテインメント! 2019年7月号の記事を再構成]

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