コカ・コーラが新エナジードリンク 若者市場に狙い

日経クロストレンド

エナジードリンクをコカ・コーラブランドで発売するのは初の試みだが、コカ・コーラは12年に「burn(バーン)」ブランドでエナジードリンクを発売し、その後販売を終了している。その背景について島岡氏はこう語る。

「『burn』にも主要なエナジードリンクの要素をしっかり入れた。しかし、エナジードリンクの市場は非常に競争が激しく、1つのブランドを立てていくのに厳しい戦いを強いられたのも事実。その後、エナジードリンク市場で必ず勝つためにどんなソリューションを使い、どのブランドで参画することがベストか試行錯誤を繰り返してきた。そして、綿密なプランニングと、複数回の消費者の調査を経て、この『コカ・コーラ エナジー』であれば自信を持って市場に参画でき、今までのプランニングを生かした成功ができると結論付け、このたび本製品に絞ってエナジードリンク市場に再参入することを決定した」(島岡氏)

18年6月に発売され話題を呼んだ透明炭酸飲料が、今年は「コカ・コーラ クリアライム」として販売される

コカ・コーラ エナジーの他にも、透明炭酸飲料の「コカ・コーラ クリアライム」を夏季限定で発売する。販売開始は6月10日から。さらに「コカ・コーラ」「コカ・コーラ ゼロ」には、冷やすとラベルの色が変わるコールドサインデザインを採用する。こちらは6月17日から期間限定で販売する。これら3つの商品で、19年の夏季商戦に挑む。

コールドサインデザインのコカ・コーラ。常温時(左)と冷却時(右)で色が変わる。ペットボトルでも販売する

(ライター 梶塚美帆)

[日経クロストレンド 2019年6月3日の記事を再構成]