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安定志向だからベンチャー 若手リーダーの就活時代 ガイアックス管大輔氏(29)に聞く

2019/6/21

ガイアックスの管氏(写真左)と法政大学の田中教授(同右)

田中 よくそこで冷静に考えましたね。

管 50人ぐらいにOB訪問をしたなかで「早稲田で気持ちよくなってないか」と指摘されたこともありましたし、他大学の優秀な学生に会ったりするうちに、なぜ僕は今まで自信があったのだろうか、何に自信があったんだろうかと考えたときに、ああ、大学名だったんだと気付いた感じですね。

■業界の歴史が浅いところで働いたほうが勝ちやすい

田中 ベンチャーに行くのは不安はなかったのですか?

管 仮にガイアックスが倒産しても、20代で倒産する会社で働いていた経験って、付加価値になると思いませんか。でも大企業に入って大した経験もできなくて倒産してしまったりすると、その方が怖いなと思いました。

田中 実際にベンチャーで7年間働いてみて、学生にお薦めしますか?

管 そうですね。例えば僕は今、大企業から管理職で来ませんかとオファーがあったりするんです。だから新卒で入らなくても、実績積めば大企業に入れるルートって新卒以外にもあります。さらにアドバイスがあるとすれば、どの領域で経験を積むのかが大事になってきます。

僕がSNSマーケティングの業界を選んだのは、業界の歴史が浅かったからです。2010年前後にできた市場で、僕が13年入社だから、先輩がいるとしても2~3年ぐらいの差しかない。しかもSNSの感度は若い僕の方が高いだろうから上の人にも勝てる可能性があると思って選んだんです。

田中 今の学生が企業を選ぶときに何を基準にするかの1位は自己成長という統計が出ていて、自分が成長できる会社へ行きたいと言う学生が多いです。

管 確かに普通は5年目や10年目で経験することをベンチャーでは1~2年目で経験させてもらえます。いきなり顧客の前でプレゼンしたり、セミナーで講師をしたりと、経験値は上がります。ただ注意すべきは、ある程度経験すると満足して他の領域に手を出してしまう人が多いことです。

1つの領域でトップクラスまでいけば、他の領域のトップクラスとつながりやすくなりますが、ミドルクラスで満足すると他の領域で会える人もミドルクラスなんです。だから、まず1つの領域でトップクラスになれるまで追求した方がいい。トップクラスというのは、例えばSNSマーケティング業界でガイアックスと言えば管さんだよね、と業界内で認知してもらえるイメージです。

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