花王のアタック新CM 洗濯好き男子5人登場で最高位2019年4月度 CM好感度月間ランキング

日経エンタテインメント!

「ドラム式専用 家電量販店にて」編
「再現してみた」編

銘柄別CM好感度2位は、花王として最高順位。「ゼロ洗浄、はじまる」編は作品別CM好感度の総合1位で、こちらも初めて。商品への販促効果も大きかった。花王ファブリックケア事業部ブランドマネジャーの野村由紀氏によると、「CM接触により、アタックZEROの興味喚起ができたおかげで、店頭の立ち寄り率も高くなりました。タレントビジュアルが目印となって、『あ、あのCMの!』と商品を手にとってくださる方が多いです。アタックZEROの発売まで販売していた、アタックNeoシリーズと比べて、4月度の売り上げは約2倍になりました」と言う。

洗濯は負担でなく楽しいもの

実際、CM総研によると、購買意向が非常に高いのが今回のCMの大きな特徴。CMが好きと答えた人のうち84%が「商品を試してみたい」、6%が「既に買った」と答えている。モニターのコメントからも「ワンハンドプッシュは便利そうで使ってみたい」といった、商品に対しての興味が高いことがわかる。

CM総研の関根代表は、若い男子がワイワイ言いながら洗濯を楽しんでいる描き方が見る人の心をつかんだと指摘する。「男性が料理や掃除をするCMも増えましたが、家事を分担するという描かれ方が多かったように思います。今回は、若い男子たちが早く洗濯をしたくてしようがないという、いわば洗濯を娯楽として描いている。その超ポジティブな表現が画期的で、商品を使ってみたいという購買意欲をかきたてたのではないでしょうか」

洗濯をはじめ家事は負担ととらえられがちだが、逆に「楽しい」という価値観を打ち出し、旬の「若手男優」に演じさせたのが今回のCMで斬新な点。消費者を驚きと興味を与え、高いCM好感度につながったようだ。

(日経エンタテインメント! 小川仁志)

■調査対象期間:2019年3月20日~4月19日(東京キー5局)
■当月オンエアCM:全2763銘柄
■東京キー5局でオンエアされたすべてのCMを対象に、関東在住の男女モニター3000人に、好きなCM・印象に残ったCMをヒントなしに自己記述してもらい、その得票数を足し上げたもの
■同商品の複数作品にオンエア・好感反応がある場合、代表作品は最もCM好感度の高い作品
■企業・銘柄名・作品名はCM総合研究所の登録名称であり、正式名称と異なる場合がある
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