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オトナのスキルアップ入門

SNSは一休み、アポは30分前到着 余裕生む朝の習慣 学びを成果につなげるための「ひとり朝活」主義(4)

2019/5/27

5月になると自分のペースで仕事ができるようになるが問題も(写真はイメージ=PIXTA)

新生活の環境の変化にも慣れてくる今の時期は、仕事でも自分なりのリズムがつかめてくるころ。しかし、せっかくのいいリズムが周りの雑音で乱されイライラしてしまうことも。そんなときに有効なのが時間をコストと考える発想です。一緒に仕事をする人との調整にかかる時間や、SNS(交流サイト)で人とつながるための時間もコストと考えると、解決法が見えてきます。この時期に有効な「朝活」の方法を、「朝活のプロ」池田千恵氏が解説します。

■人との関わりには「調整コスト」が隠れている

改元に伴う大型連休も終わり、いよいよ本格的に仕事にスイッチが入る時期ですね。実は4月の環境の変化にもやっと慣れた今の時期が一番、自分主体で物事が進まないことへのストレスを感じる人が多いのです。新生活のスタートは誰もが環境に慣れてペースをつかもうと夢中でストレスを感じる暇もありません。しかし、ちょっと慣れてきた今ごろ、自分のリズムが徐々につかめてきてせっかく慣れようとしているのに、他の人がリズムを邪魔している、と感じるとイライラしてストレスが生じます。運動している状態をそのまま保持しようとする物体の性質をあらわした法則を「慣性の法則」といいますが、これは人間にも当てはまります。せっかくいいリズムをつくり始めたのに乱されると感じると、仕事にも身が入りませんよね。

実は、人との関わりには「調整コスト」がいつも存在します。「調整コスト」とは、相手の都合に合わせることによって増える、見えない無駄時間のことです。例えば休日の朝9時、仲がいい友達5人と駅で待ち合わせ、車で熱海まで温泉ドライブに出かける計画を立てたとします。でも9時ぴったりに出発できることはまずありません。必ず誰か1人くらいは遅刻してきて、その人を待っているうちに結局10時出発になってしまった、というのはよくある話です。この1時間が調整コストです。

もちろん、調整コストは集団行動を取る限りどうしても避けられない問題ですので、悪だというつもりは全くありません。人を待つストレスにさらされて「自分の時間をとられた」とイライラしてしまうことが問題なのです。そんなストレスを感じることがないように、朝イチで最初に自分だけの時間を先取りして取ってしまいましょう、というのが私からの提案です。

「ひとり朝活」なら、このような調整コストがかかりません。周囲を気にしたり、相手を待ったりする必要はありません。相手がいないことの自由をかみしめることができます。「何かのせいで時間が取れない」「自分主体でなく他人に自分の時間を奪われている」という意識が強くなったときは、朝イチの時間を自分のためだけにとるようにしましょう。「朝だけでも自分だけの時間が取れた」と思うことで、仕事の調整コストにイライラすることも減ります。

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