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平成の映画興収はジブリが席巻 1位はあの宮崎アニメ

日経エンタテインメント!

2019/4/16

2位『タイタニック』は、巨大なセットとCG技術を組み合わせて作られたタイタニック号沈没の様子がリアルで緊迫感にあふれる。10位『ジュラシック・パーク』を筆頭に、90年代はじめからCG技術を駆使したハリウッド大作が増えていくが、『タイタニック』はCG技術に感動の悲恋物語が加わって洋画実写最大のヒット作となった。『タイタニック』を監督したジェームズ・キャメロンは最先端の映像技術にこだわるクリエイター。11位『アバター』では、実写とCGを融合させ、鮮明で奥行感のある3D映画を生み出した。

日本映画製作者連盟のデータに基づき、編集部作成。1999年以前の配給収入のみ発表作品の興行収入は編集部計算。※2019年2月11日時点

3位『アナと雪の女王』はディズニーアニメ最大のヒット作。ミュージカルアニメという点では、昨今の音楽映画ブームの走りでもある。邦画アニメのヒットブランドがスタジオジブリなら、洋画はディズニーとピクサー。ディズニーは92年『美女と野獣』(アニメ)、93年『アラジン』のヒットを機に、ヒットブランドとして定着。ピクサーは96年に1作目『トイ・ストーリー』が公開されヒット。CGアニメという新たな時代を切り開くとともに、ディズニー同様、人気ブランドとして定着していった(26位『ファインディング・ニモ』、30位『トイ・ストーリー3』)。

4位『君の名は。』はスタジオジブリ以外の邦画アニメで最大のヒット作に。スタジオジブリに次ぐヒットメーカーが細田守監督。両者に次ぐ新世代として期待されたのが新海誠監督だが、『君の名は。』で早くも両者に追いついた。

『ハリー・ポッター』は5位『賢者の石』を筆頭に、9位『秘密の部屋』、14位『アズカバンの囚人』、26位『炎のゴブレット』とシリーズ4作がトップ30入り。日本で根強い人気の洋画シリーズといえる。00年代はじめには『ロード・オブ・ザ・リング』3部作も公開され、ファンタジーブームを巻き起こした。

(ライター 相良智弘)

[日経エンタテインメント! 2019年4月号の記事を再構成]

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