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マーラー人気が止まらない しびれと辛さを楽しむ3店

九州居酒屋じげもんの「激辛!しびれもつ鍋」(写真は2人前)

続いて紹介するのは、博多のもつ鍋や熊本の馬刺しなど、九州料理を提供する「九州居酒屋じげもん」。2018年11月に恵比寿店がオープン、看板メニューのもつ鍋をマーラーでアレンジした「激辛!しびれもつ鍋」(1人前1390円、注文は2人前から、税別)を提供している。

じげもんのベーシックなもつ鍋は特製の味噌ベースのスープに、ゴロっと大きめにカットしたホルモン、たっぷりのニンニクとニラを入れた、本場博多の味を忠実に再現したもの。うまみの効いたスープと食べごたえのある具材で好評だ。そこに花椒、トウバンジャン、辛味噌、韓国トウガラシを加えて仕上げたのが「しびれもつ鍋」。

味噌の風味を邪魔せずに、辛さとしびれを利かせた旨辛(うまから)を目指したという。店長の伊藤涼さんは「お客様に飽きられず、また店に足を運んでもらうために、看板メニューのもつ鍋でインパクトのあるアレンジをしようと思った」と、メニュー開発の理由を語る。

スープの表面にはたっぷりのトウガラシが浮いているが、「感じ方には個人差がありますが、見た目ほど辛すぎるということはありません」(伊藤さん)と話すように、真っ赤な見た目に反して味は思ったよりマイルド。辛さだけでなくほのかな甘みも感じられる韓国トウガラシを使用しており、さらに味噌のうまみ、豆板醤のコクが調和することで、辛さが前面に出るのを抑えているという。花椒のピリッとくる後味がアクセントになっており、味がぼやけることもない。飽きずに食べ進めていくうちに、じわじわと汗が噴き出してきた。

「オリジナル激辛スパイス」を追加して辛さをアップ

もっと辛さを楽しみたい、あるいは味に変化をつけたいなら、別添えの「オリジナル激辛スパイス」をトッピング。スパイスの正体は、粗削りにした韓国トウガラシだ。スパイスと味噌、ホルモンのうまみのある脂が溶けだしたスープは、ちゃんぽん麺(320円、税別)で締めるのがお薦め。太めの麺にスープがよく絡み、旨辛のスープを最後まで楽しめる。

じげもん恵比寿店は女性客が多く、しびれもつ鍋をオーダーするのも9割近くが女性だという。トレンドに敏感な女性客の心をつかみ、「辛さがくせになる」とリピーターの獲得にもつながっているようだ。

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