『愛唄』主演の横浜流星 今年も出会いを大切にしたい

日経エンタテインメント!

(写真:中村嘉昭)

「凪役の果耶ちゃんは、僕よりだいぶ年下なのに、落ち着いていて芯があって、お芝居でも刺激をたくさんもらいました。龍也役の飯島は、同い年なんですよ。いい意味で遠慮がなくて、人の懐に入るのが上手で、それが龍也のキャラクターにもハマっていました。

撮影中は1人1台スマートフォンを渡されて、写真を撮り合っていたんです。もう何百枚も。そのおかげで、自然と仲良くなりましたね。今、『愛唄』の公式インスタグラムにみんなが撮った写真がアップされていますが、あの更新ペースじゃ全然追いつかない(笑)」

川村泰祐監督を除き、プロデューサーをはじめ、スタッフはほとんどが『キセキ』のときと共通している。チームワークの良さを実感しながら撮影できたと語る。

「温かい現場でしたね。僕も、少しでも成長した姿を見せたいと気合を入れて。重いシーンもたくさんありましたが、見た人が前向きになれる作品にしようと、一丸となっていました。川村監督とは、『愛唄』より撮影が先だった『LDK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』(3月21日公開)ですでにご一緒していたんです。そこで信頼関係が築けていたので、『愛唄』でもとても心強かったです」

同世代俳優からの刺激

取材時は、1月期の連ドラ『初めて恋をした日に読む話』(深田恭子主演)のクランクイン直前だった。GP帯(19~23時)連ドラは初レギュラーとなり、永山絢斗と中村倫也と並ぶメインキャストとして起用された。

「監督と話し合って、しっかり取り組んでいきたいです。僕が演じる匡平は、ちょっとグレちゃってるけど根は真面目な子。原作マンガのイメージを崩さないように、でもただのモノマネにならないように、自分がやる意味を考えて演じたいです。先日深田さんと初めてお会いしたら、明るくて気さくな方で安心しました。映画は1カ月くらいで撮影することが多いですが、ドラマは3カ月あるので、作品や役についてじっくり考えられますし、1月からそういうスタートを切れるのがうれしいです。

僕は『虹色デイズ』も『愛唄』もそうですが、同世代に刺激を受けることが多くて。『キセキ』で共演した杉野(遥亮)とは、『LDK』で共演して、お芝居の成長ぶりにびっくりしたんですよ。その姿を見て『ヤバイ、自分も負けられない』って思いました。

19年も人との出会いを大切に、いろいろな作品に挑戦したいです。いつかアクションができる作品に巡り合えたらうれしいですね。10代の頃は人のことを気にして、『あの子はこの作品に出てる』みたいに焦って、自分を見失うことが多かったんです。今はようやく、地に足を着けて僕らしく頑張ろうと思えるようになりました」

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2019年2月号の記事を再構成]

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