寒い冬の空気から身を守ってくれたアウターや小物を長持ちさせるためには、普段からのお手入れが大切です。目立つ汚れなどはクリーニング店に任せるとして、ちょっとした日々のメンテナンスに挑戦してみませんか。プロにコツを聞き、実際にやってみました。4回シリーズの2回目はウールコート編です。
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まず、生地に詰まったほこりや食べかすなどの汚れをかき出します。その際、毛の流れに逆らってブラッシングします。続いて、毛並みを整えます。こちらは逆に毛の流れにそって丁寧にブラシをかけます。毛並みが整えば、毛玉ができにくくなります。ひじの内側と脇の下は、特に重点的にケアしましょう。
仕上げは、衣類用のスチーマーをあてます。アイロン面がコートに触れないように注意してください。襟の皮脂汚れが目立つ場合は、ベンジンをつけてたたくようにすると落ちます。ただし、汚れがひどい場合はクリーニングをおすすめします。
例えば毎週末、こうしたお手入れをすることで、コートの劣化を防ぐことができます。
監修:カミヤクリーニング 神谷知伯 衣装:シップス、ヴァルディターロ、ルイジボレッリ、ニッキー(以上シップス銀座店)
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