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職場がよどむ手続き優先上司 規則順守は「バカの壁」 タイプ6・自分の判断力に自信がない

2018/12/18

どうせ形式的なもので、必ず決裁は下りるのだし、取引先に今さら日程変更を頼んだりできないし、何とか行かせてほしいと頼んでも、

「先方に社内の事情を伝えて、延期をお願いしてください」

と、あくまでも規則を最優先させる。届け出を忘れていたのも悪いが、この程度の臨機応変の対応くらいしてもよいだろうに、どうにも融通が利かない。そんな上司に苛立つ人もいる。

■なぜ所定の用紙にそんなにこだわるの?

仕事上必要なものを購入するにも、いちいち書類を提出して決裁を待たされるためイライラするという声も多くの職場で上がっている。

たとえば、1時間後の会議で必要な文具類が急遽浮上し、立て替え払いで購入して間に合わせようとすると、

「立て替え払いは極力やめてください。所定の用紙で申請してください。急ぎの決裁を頼めば、今日の昼過ぎには決裁が下りるので、会議は午後に回したらどうですか」

などと、あくまでも規則を遵守させようとする。

どっちみち仕事で必要なものの購入だから通らないわけはないのだし、書類の決裁に会議を延期させるだけの価値があるとでもいうのだろうかと、その頭の悪さに辟易(へきえき)するという人もいる。面倒だからいつも私費で購入しているという人さえいる。

こちらの提案に対して取引先の感触が良く、まったく差し障りのない条件を提示され、受け入れてくると、

「手順を踏めと言ってるだろ。まずは会議でちゃんと説明して承認を得てからじゃないとダメだ。話を進めるのはそれからだ。先方には待ってもらえ」

などと言ってストップをかける。仕事の受注の邪魔をされているようにしか思えない。そんなことがしばしば起こるため、まじめに営業する気がなくなった、という人もいる。

■規則にこだわる人ほど、成果が今イチな理由

何かにつけて規則を持ち出す人物に対して、「なんで個別の事情を考慮してくれないんだ」と不満に思うのは、状況を読みながら臨機応変に判断をする能力がある人である。

規則に必要以上にこだわる人物は、そういう能力が乏しい。臨機応変に適切な判断をする自信がない。だから規則に頼るのだ。規則にこだわる人が能力的にあまりパッとしないのは、そのせいだ。

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