女性

ライフスタイル

30歳で空前のモテ期 彼女の手にある未来の選択肢 アラサー女子 素顔のライフストーリー[美佐さん(仮名)・後編]

2018/11/24

写真はイメージ(撮影:福永望)

「この2年間ほどモテ期が続いています。でも、いろいろな男性と会ったけれど最終的に誰とも一緒にはなれなかったという結果にはしたくありません」

東海地方にある大学で正規の職員として働いている美佐さん(仮名、30歳)の話を聞いている。名古屋市内での一人暮らしの部屋を大いに気に入っている美佐さん。実家にいる両親と兄との関係も「それぞれと個別にご飯に行くぐらい」良好だ。自分も両親のように温かい家庭をつくりたい。

「子どもはいてもいなくてもどちらでも構いません。相手次第、ですね。家事や育児に協力してくれる人ならばいてもいいし、協力が難しいなら子どもはいりません。とにかくダンナさんという一番身近な他人を大事にしながら生活したいです。結婚は大変なこともあると思いますが、それを上回る面白さがあるような気がします。シェアハウスで暮らしていたこともあるので、人と一緒に住むことに抵抗はありません」

■煮え切らない関係の「本命」の彼

タイミングよく美佐さんにモテ期が訪れた。どんな状況かといえば、食事や買い物に誘ってくれる同世代の独身男性が常に5人ほどいるのだ。幼なじみ、シェアハウス仲間、飲み仲間、婚活アプリを使っていた時期に知り合った男性、などである。

美佐さんにとって本命なのにあいまいな関係が続いているのが、会社員の智宏さん(仮名、33歳)だ。1年前、婚活アプリを通じて知り合って以来、月1ペースで会っている。体の関係もたまにあるが、「付き合おう」「結婚しよう」といった言葉は出てこない。

「彼は実家暮らしです。仕事が忙しいと言われて会えないこともあります。私のことは好きじゃないのに断ち切りにくいだけなのでは? と思って聞いてみたら、『そうじゃない』と言ってくれました。彼は心が動きにくいけれど、次に付き合う人とは結婚したいし、私のことも好きになりかけているそうです」

1年間も男女として会い続けた末の言葉である。部外者としてはやや驚きなのだが、美佐さんにとっては智宏さんのじれったさも魅力なのかもしれない。

「私たちはお互いに愛情表現が苦手なんです。今まで一度も彼から『かわいいね』と言ってもらったことがありません。彼が私の部屋にいて一緒にテレビを見ているときは、スキンシップをしたいなと思います。でも、私から抱きついたりはできません。次に会う日を約束したいけれど『明日は何するの?』『家でゴロゴロする』『ふーん』という会話が続くだけで、『会いたい』とは言えないんです」

女性 新着記事

ALL CHANNEL