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レクサスのデジタルアウターミラー 5つのメリット

日経トレンディネット

2018/11/26

レクサスESのデジタルアウターミラー
日経トレンディネット

新型「レクサスES」に世界で初めて搭載された「デジタルアウターミラー」。夜間や雨天でもクリアな映像で後方確認ができるほか、死角も少なくなる……。現役ドライバーでありながら、日本カーオブザイヤー選考委員を務める木下隆之氏がサイドミラーのデジタル化のメリットを明らかにします。

◇  ◇  ◇

待望の「デジタルアウターミラー」が誕生した。世界初の称号を得たのは、レクサス。新型「レクサスES」の記者発表会場で、華やかなスポットライトを浴びる新型ESのサイドミラーのその位置に、それはあった。

デジタルアウターミラーは、ドアミラーがデジタルモニターに置き換えられたものだ。車体後方に設置されたカメラが写す後方全体の映像をルームミラーに表示する「デジタルインナーミラー」とは、分けて考える必要がある。

レクサスESの場合、本来ドアミラーがあった位置にデザイン性の高いアームを設置。そこにカメラを内蔵し、そのカメラがとらえた映像を車内の左右の5インチモニターに表示するという構成だ。

ドアミラーに内蔵したカメラの映像を車内の左右の5インチモニターに表示する

■デジタルにする5つのメリット

デジタルにするメリットは大きく5つある。ひとつめは、映像がクリアである。特にうす暗い時間帯でも明るく映る。スマホのカメラが夜でも明るく映るアレと同じである。後続車のライトに目がくらんでしまうこともない。サイドウインドーの内側にモニターがあるから、ガラスが曇っているときや水滴で見づらいときだって視界は良好なのだ。

うす暗い時間や夜間でも映像がクリア
水滴で見づらいときでも視界は良好

2つめは最大のメリットで、死角が少ないことだ。レクサスの場合は、ウインカーを作動させたり、バックギアに挿入したりした場合に、画角が変わるように設定されている。鏡では映らない斜め後方の障害物などもクリアに映してくれるのだから感心する。今後は、センサーが感知した障害物にあわせて角度を自動調節するようになるだろうと想像する。

ウインカーを点滅させると画角が変わるため、死角が大幅に減る

3つめに、副次的に斜め前方視界が戻ってきたことも挙げられる。これまで長い間、象の耳のようなドアミラーが斜め前方の視界を奪ってきた。交差点での事故が少なくないのは、ドアミラーに原因があるとも個人的に思っている。

そう、デジタルアウターミラーの登場で、いよいよクルマから死角がなくなるのかもしれない、とほくそ笑んだ。

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