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オーガニックにナチュール 自然派ワインこれがお薦めエンジョイ・ワイン(5)

500種類もヴァン・ナチュールをそろえる「ウィルトスワイン神宮前」

ヴァン・ナチュールはかつては、オフ・フレーバー(欠陥臭)のするものも多かった。約500種類のヴァン・ナチュールをそろえるワインショップ「ウィルトスワイン神宮前」(東京・渋谷)のオーナー中尾有さんは、その理由を「きちんとした醸造方法が確立されていなかったため」とし、「現在は醸造技術も多くの生産者の間で共有され、全体的にレベルが上がっている」と指摘する。

中尾さんのお薦めは「リンゴやミントのニュアンスがあり、蜂蜜の甘い香りも感じる」仏セバスチャン・リフォーの「レ・カルトロン・サンセール2013」。その他、グレープリパブリック(山形県南陽市)の「デラアンブラ2017」や、「まろやかで、ざくろや甘みのあるチェリーのようなチャーミングで深みのある味わいが自然派ワインの熟成のポテンシャルを感じさせる」という、仏ドメーヌ・ママルータの「グラン ・ド・ フォリー・ペティアン2014」などがお薦めだ。値段は2000~3000円台。

中尾有さんがお薦めするヴァン・ナチュール

中尾さんは「ヴァン・ナチュールは土着品種を使ったり、その土地に住み着いた天然酵母を利用したり、あるいはその酵母の働きを止める酸化防止剤の使用を避けたりするため、土地の個性がワインに現れやすい。それが造り手の哲学とも相まって、ヴァン・ナチュールの魅力となっているのではないか」と語る。

(ライター 猪瀬聖)


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