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安藤サクラ 『まんぷく』ヒロインの経験は出産と同じ

日経エンタテインメント!

2018/11/8

若手女優の登竜門と目されているNHKの連続テレビ小説(通称:朝ドラ)。指名でヒロインが決まることもあるが、映画で高く評価されてきた30代の女優で、テレビ出演のイメージがあまりない安藤サクラが起用されたのは意外だった。今井福子役にどう取り組んでいるのか。

1986年2月18日生まれ、東京都出身。2007年に『風の外側』で本格的に女優デビュー。『かぞくのくに』(12年)、『百円の恋』(14年)など、映画を中心に高い演技力が評価され、数々の女優賞を獲得。ドラマは『ゆとりですがなにか』(16年)など(写真:藤本和史)

「1分1秒を大切にしたいほど、幸せな現場です。正直、なぜ周りの人が『朝ドラは大変だ』って言うのかが分からないくらい、今から終わるのが寂しいです(笑)。

私の撮影は、今井家の家族のシーンから始まりました。お母さんの鈴さん(松坂慶子)や咲姉ちゃん(内田有紀)、克子姉ちゃん(松下奈緒)はみんな壁がなく、両手を広げるように受け入れてくださって。居心地よく、私はすぐに末っ子らしく甘えられたので、変な気負いを感じずにいられました。

福ちゃんは楽天家で、辛い状況があったとしても、ハッピーになれるように自然と発想を変換できる女性。そんな福ちゃんを演じていると私も前向きに、より楽しい時間を過ごそうって思えます。

『まんぷく』 物語の序盤で萬平(長谷川博己)と福子(安藤サクラ)は出会い、結婚することに。「とんちんかんな2人のロマンスはお茶目です。萬平さんはかわいらしい男性。たまに素の長谷川さんを見ると、『あれっ、すごいイケメンがいる』ってびっくりします(笑)」(安藤)

私はこれまで、真っすぐに物を見られないような、曲がった役が多くて。今回、カメラテストをして特に思ったのが、まずは真っすぐに立てないとダメだと。モデルさんのように立つというよりは、どっしりと立って前を向く。それを忘れずにいようと思いました」

朝ドラについては「大好き」と語り、映画や舞台などと同じく、1つのジャンルのようなイメージを持っていたそうだ。

「私は映画などで、携帯電話の電波が届かないような山奥とか、ちょっと辺ぴな所に行く機会が多くて、そういう土地の方々にたくさんお世話になってきたんです。でもなかなか、自分が出演した映画はそこの地域では見られなかったりして。朝ドラなら全国放送ですし、日本の隅々にまで届けられる。今回初めて、これまでの恩返しができるかもと思っています」

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