「スマホ首」ストレッチ 肩こり・首こり・猫背も解消

日経ヘルス

【胸開き首ストレッチ】首の前側を伸ばして猫背姿勢を改善

肩甲骨周辺で硬直した筋肉をほぐしながら、首の前側とあご下をストレッチ。縮んだ胸が開き、呼吸も深くなる。


後ろで組んだ両手を持ち上げ、肩甲骨を引き離す。このとき、腰が反らないように注意。


腕を上げたまま首を後ろにしっかり倒す。首の前側とあご下の伸びを感じながら、深い呼吸を5回行ってキープ。
首の前にある筋肉をほぐせば顔や首のたるみも改善


スマホ首になると、あご下の「舌骨筋群」、頸椎の前にある「椎前筋」も硬く縮み、たるみを招く原因に。ここを全面的に伸ばすことで、首やあごまわりをすっきり引き締める効果も期待できる。
■正しい スマホ姿勢 をクセづけて対策しよう

スマホ首による不調を防ぐには、根本的な原因となる姿勢の見直しも必要。姿勢が固まるほど没頭しすぎないように、自制心を持って使用時間をコントロールすることも意識したい。


スマホはなるべく目と同じ高さに。両手持ちの場合は脇を締めて両ひじを寄せ、これを支えにするといい。片手持ちの場合は、スマホを持つ側の腕に反対の手をはさんで支える。背もたれがある椅子に深く座ると、上体が支えられてさらに楽。

PC作業中にも首ストレッチをこまめに行って
厚生労働省は、デジタル機器による長時間作業の心身への悪影響を防ぐ目的で「新VDT作業ガイドライン」を策定。連続作業時間は1時間以内で10~15分の休憩をはさみ、連続作業中は1、2回の小休止をとるほか、作業中の体操やストレッチなどを推奨している。仕事中にもぜひ、「首ストレッチ」を取り入れよう。
鄭信義(チョン・シ ニ)さん
御影フィール御影整体学院(兵庫県神戸市)院長。整体師。2002年に首こりやストレスからくる不調の緩和を目的として開院、1年先まで予約が埋まるほど人気に。後進の育成にも尽力。著書に『“スマホ首”があらゆる不調を引き起こす!』(講談社)など。

(ライター オカモトノブコ、写真 稲垣純也、スタイリング 椎野糸子、ヘア&メイク 依田陽子  モデル 殿柿佳奈、イラスト 岩崎あゆみ)

[日経ヘルス 2018年10月号の記事を再構成]