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専門VCにプレゼン特訓… 女性の起業に資金支援の輪

2018/9/25 日本経済新聞 朝刊

自社の事業をプレゼンするクラフティの康瑛琴さん

女性の起業をマネーで支援する動きが広がっている。投資家に訴えるためのプレゼン能力やネットワーキングを支援する事業のほか、女性起業家に特化したベンチャー・キャピタル(VC)が誕生。男性と比べて投資や融資の資金が回りにくいとされる女性起業家を支えている。

◇   ◇   ◇

■投資家へのプレゼン指導

「投資家との出会いの場になった」

手芸のセミプロが教える教室予約サイトのスタートアップ企業、クラフティ(東京・千代田)の康瑛琴社長は、5月に参加したVC向けのプレゼン大会を振り返る。

2016年4月に創業し、17年3月に本格的サービスを開始したばかりだが、全国展開や企業向けサービスなどの成長可能性をアピール。その場で出会った投資家から出資の申し出を受けたほか、別の投資家向けイベントにも誘われた。

康さんが参加したのは、東京都が17年から開講している女性起業家育成講座の「アプトウィメン」。事業の拡大を目指す女性らが3カ月で計画作成やプレゼンの能力を鍛え、実際に投資家を招くイベント開催などでネットワーク作りも支援している。

「早くこのサービスを全国に届けたい」と意気込む康さん。全国展開のための人材や拠点を拡大するためには「自分の資金だけでは全然足りない」と、18年は外部から1億円の調達を予定している。

個人の専門人材の営業を支援するファーストブランド(大阪市)の河本扶美子社長(51)もアプトウィメンに参加した一人。起業したのは02年というベテランで投資家向けのプレゼン経験も豊富だが「5分間の限られた時間でどう伝えるかや、外国人向けの英語のプレゼンで課題を見つけた」と振り返る。都の事業に選ばれたこと自体が信用につながっているとも指摘する。

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