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扇子の開き方 両手でゆっくり、優しく丁寧に 「粋」な扇子の扱い方(2)

2018/8/18

やわらかな風で、手軽に涼を得られる扇子。コンパクトに折り畳めて、持ち運びに便利なことから、いつも携行しているという人も少なくないはず。ただ、その扱い方となると、意外と知らないもの。扇子の「たしなみ」を身につけ、優雅に暑さを乗り切ろう。第2回は扇子の開き方。

《関連動画》
(1)扇子の選び方 ビジネスマンなら、布製の伝統模様で
(3)扇子の扇ぎ方 風が周りの人に当たらないように注意
(4)扇子の閉じ方 人さし指と中指で中骨を1本ずつ畳む

【開き方】

(1) 上に向けた扇子の親骨(扇子の左右両端にある太い骨)を右手で持ち、左手は軽く添える。

(2) 右親指で少し開いたら、左手も反対方向に引くようにして、両手でゆっくりと広げていく。

・優しくゆっくり丁寧に広げることが、扇子を長持ちさせるコツ。
 振り下ろすように開くのは不可。扇子を傷めるうえ、周囲への配慮に欠ける行為となる。

・扇面(あおぐ際に風を送る部位)には触れない。汚れや形崩れを防ぐため。

・扇子は完全に開ききらない。(骨の1割ほどを閉じたままにする)
 扇子は末広がりの形状から、「未来に向けて繁栄を表す」縁起物とされてきた。
 最後まで開ききらないことで、「さらに運が開くように」と縁起を担ぐ意味がある。

監修:マナー講師 類家三枝子
衣装:メーカーズシャツ鎌倉、麻布テーラー
扇子:白竹堂

第1回「扇子の選び方」もご覧ください。

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