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ヒットを狙え

尻も股下もそりやすい 男性用トリマーが意外なヒット

日経クロストレンド

2018/8/7

パナソニックの「ボディートリマー」が好調だ(写真提供:パナソニック)
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 パナソニックが開発した男性向けの「ボディートリマー」の売れ行きが好調だ。2017年5月に発売して以来、国内では1年間で当初計画の2倍の売れ行きを示したという。18年5月には第2弾の商品を発売しており、体毛を処理したい男性向けのグルーミング市場をさらに開拓していく構えだ。

商品のパッケージはブラックを基調とした精かんなイメージ
左は第1弾の「ER-GK60」で、右は第2弾の「ER-GK70」。高さ19.2×幅3.3×奥行4.7cmで約140g(いずれもアタッチメント含まず)。価格は市場想定価格で1万円前後(写真提供:パナソニック)

 ボディートリマーとはパナソニックによる造語。トリマーという言葉は、余分な部分をカットする「トリミング」に由来しており、ボディートリマーは全身の毛を刈りそろえる道具という意味になる。これまでもシェーバーとトリマーの機能を一体にした「ボディーシェーバー」製品はあった。しかし刃先と握り部分がシェーバーのように「T字型」になっており、尻回りや股下部分など複雑な形状では難があった。他社製品もほとんどが同様だ。

アタッチメントを装着したところ。ER-GK60は3mmと6mm、ER-GK70は3mmと6mmに加え9mmを用意している(写真提供:パナソニック)

 そこで今回は、刃先と握り部分が「I字型」になるようにデザインを見直した。本体を横にして肌をなでるように動かすことで、肌の平面部分だけでなく、複雑な部分でも処理しやすくなったという。自分では見えにくい尻回りでも、刃先が届きやすい。さらに付属のアタッチメントを刃先に装着することで、深ぞりを防止するほか、体毛の長さを調整してカットすることもできる。

 「男性の美容意識が次第に高まってきており、体毛などを自分で処理するメンズグルーミング市場が拡大している。しかし、どうやっていいか分からない、一般のシェービングでは不安があるといった声も上がっている。そうした人に向けて、安心で手軽に使える商品を開発しようと考えた」(パナソニック アプライアンス社ビューティ・リビング事業部 商品企画部・パーソナル商品企画課の米田共余氏)

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