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イクメン育む働き方改革 迎えや家事スムーズに

2018/7/17

帰宅後、子供に食事を与える三井住友海上火災保険の和田真一さん

保育園への送り迎えに家事――。時間に追われながら取り組んでいる共働き夫婦は少なくないだろう。効率的な働き方が求められるなか、近年では企業側も働き方改革の名のもと、職場環境の改善を推し進めている。夫が育児などに積極的に参加すれば妻も仕事がしやすくなるはず。2組の夫婦の事例を紹介する。

■三井住友海上は原則19時消灯

三井住友海上火災保険のオフィスでは午後7時になると部屋の明かりが次々消えていく。2017年4月、全社員を対象に原則、午後7時の退社を求め始めたからだ。

この系列オフィス(東京・渋谷)で働く和田真一さん(33)は1児の父。午後7時には退社、自宅に着くと1歳2カ月の息子、研人君の育児を始める。5品ほどのおかずを食べさせ、風呂に入れる。「コミュニケーションの時間が多くとれるので楽しい」と笑顔だ。

真一さんの妻、香さん(34)も同じ会社で営業職として働く。イクメンの真一さんのおかげもあって、普段は育児と仕事が両立しており、夫婦とも満足した様子だ。

しかし、問題は仕事で忙しい時期だ。香さんも午後7時までの勤務を求められる。そうなると、普段は香さんが担当する保育園の迎えができなくなる。真一さんの育児での重要度が増してくる。

香さんの悩みのタネは年末から年始にかけてもありそうだ。海外の代理店との保険の契約交渉でこの期間は多忙な日が続くことが予想される。香さんは「夫の協力がないと、育児はとてもできない」と話す。

過去には長時間労働が目立った損保業界でも、働き方改革が進んでいる。三井住友海上は16年に在宅勤務制度を導入し、真一さんも、妻が妊娠中の時に利用したという。真一さんは「午後7時退社や在宅勤務などの制度がなければ、育児をここまできちんとすることは難しい」と話す。

もちろん真一さんにも繁忙期はある。在籍する経理部は四半期が終わってから忙しくなり、その時は妻の出番。週末には研人君の1週間分の食事を作り置きするなど、夫婦で知恵を出し合って育児をしている。

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