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ペットボトル飲料 主役はちび飲みコーヒーと強炭酸 2018年上半期トレンド飲料

日経トレンディ

2018/7/6

炭酸水をボトルから直接飲むじか飲みが浸透。「カナダドライ ザ・タンサン・ストロング」(コカ・コーラシステム)は同社の商品で最も高いガス圧。「ウィルキンソン タンサン ドライ」(アサヒ飲料)は香料でスパイシーな刺激をプラス
日経トレンディ

 日経トレンディは2018年上半期ヒット商品とともに、下半期にブレイクすると予測したものを徹底調査した。食品業界編(記事「ちょっとだけでも大ヒット 18年上半期トレンド食品」)に続いて、飲料業界編を紹介しよう。

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■すっきりコーヒー百花繚乱

 「クラフトボス」や「ウィルキンソン」の好敵手が相次いで出現し、2018年上半期はペットボトルコーヒーと強炭酸水の市場が盛り上がった。

 オフィスでの「ちびだら飲み」のニーズを捉え、17年に大ヒットしたペットボトルコーヒー「クラフトボス」。これが上半期に新市場を見事につくった。タリーズ、UCC、ワンダと、コーヒーブランドが一気にペットボトルコーヒーに参入。飲料コーナーの景色ががらりと変わった。頭一つ抜けているのは「タリーズコーヒー スムーステイストラテ」。クラフトボスのラテと違い、無糖である点が好まれたようだ。

 また、ほうじ茶を混ぜた「ワンダ TEA COFFEE カフェラテ×焙じ茶」も、発売後1カ月で年間販売目標の約3割を達成と好調。「ブラックで、クラフトボスに匹敵する勢いがあるのはUCC」(飲料総研)。

ペットボトルコーヒー人気が拡大
首都圏のコンビニPOSで調べた、紅茶・コーヒー飲料の新商品売上本数ランキング。タリーズブランドのラテ、次にUCCブランドのブラックが入った。「紅茶花伝 クラフティー」は、王者の「午後の紅茶」を抜き去って6位と大健闘した

 もう一つのビッグトレンドが、無糖の炭酸水だ。昨今、炭酸水を酒の割り材ではなく「じか飲み」するニーズが急増し、ウィルキンソンの炭酸水が一人勝ちとなっていた。そこに上半期は好敵手が出現。カナダドライとサントリー南アルプスブランドから、いずれも「強炭酸」を掲げた新商品が出た。迎え撃つウィルキンソンは、強炭酸水にスパイシーさを加えてさらに刺激を高めた「ウィルキンソン タンサン ドライ」を発売。いずれも好調に滑り出し、夏の激戦を控えている。

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