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ちょっとだけでも大ヒット 18年上半期トレンド食品

日経トレンディネット

2018/7/2

食品部門の上半期ヒット商品
日経トレンディ

日経トレンディがまとめた2018年の上半期にヒットした食品と今後のブレイク候補を紹介しよう。

食品業界最大のニュースは、カレーの常識が塗り替えられたことだった。インテージの調べによると、17年はカレールウの購入金額が456億円だったのに対し、レトルトカレーは461億円と、レトルトカレー登場以来初めて逆転した。

スーパーのレトルトカレーランキング(17年5月~18年4月。KSP-POS調べ)

レトルトカレーのなかでも躍進したのは、業務用のようなパッケージの「プロ クオリティ」(ハウス食品)。大きな具材がごろごろと入っていることを売りにするレトルトとは異なり、具がルウに溶け込んでいる。見た目は地味だが味は極めて本格派。トンカツやハンバーグと合わせて、ボリュームのある夕食にしやすい、ソースとしてオムライスなどにかけてもよい、とファンを増やした。4袋入りで約400円というコスパの良さも寄与し、18年1~4月の出荷実績は前年同期比120%、売上高で10億円超えを達成した。

ヒットを生み出すキーワードとして「少量」にも注目したい。ヤマキの「使い切りかつおパック」は、1gという使い切りサイズにしたことでヒット。冷ややっこなどを1人で食べる分だけが欲しいという声に応えた。小世帯のシニアをターゲットにした日清食品「お椀で食べるカップヌードル」も、「ちょっとだけ食べたい」というニーズに応えた。

もう一つの食品ヒットの潮流は、ケーキや高級スイーツのような市販アイス。「明治エッセルスーパーカップスイーツ」(明治)は、アイスとクッキー、果肉入りのフルーツソースなどを何層にも重ねた、ケーキのようなカップアイスだ。「苺ショートケーキ」「ティラミス」など3種の味を発売し、いずれも発売直後は入手困難になるほどブレイクした。

「アイスなのにキャラメリゼされている」という驚きのあるオハヨー乳業の「ブリュレ」も、17年4月の発売直後は売れ過ぎて僅か10日で販売休止に。この春に販売を再開し、再び売り上げを伸ばしている。カテゴリーの垣根にとらわれないボーダーレスの商品が、ユーザーの心をつかんだ。

次ページで上半期にヒットした商品と今後ブレイクしそうな商品を紹介する。

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