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1泊でも別世界 ランプの湯宿、アジアを望む温泉 キレイになれる温泉の秘密

2018/6/27

ランプの明かりだけで過ごす青森県・ランプの宿 青荷温泉の「健六の湯」

 忙しい毎日を過ごしていると、なんだか疲れがたまってしまって、体が重くてやる気が起こらないときもあります。脳のオーバーヒートや緊張からのストレスで「気」がうまく流れなくなっている、ともいえるでしょう。こういうときは小休止して、1泊でもいいので日常を離れてみては。飛びきり別世界の温泉へ出掛ければ「転地効果」も倍増です。ゆったりと温泉につかって静かな時間を過ごせば、体中に酸素も元気も巡っていきます。

■日常と対極の世界、秘湯中の秘湯へ

ランプの優しい光に癒やされる時間

 青森県の黒石温泉郷にある「ランプの宿 青荷温泉」は、「電気もねぇ、テレビもねぇ、もちろん携帯電話もねぇ(ほぼ圏外)」の静かな一夜を過ごせる秘湯の湯宿。現代の日常では決して味わえない別世界です。ランプだけの明るさは、最初はよく見えないと感じるのですが、だんだんと目が慣れてきて、明るく感じてくるから不思議です。

4つの温泉の一つ、本館にある内湯

 宿の敷地には4つの温泉が点在しています。「健六の湯」は総ヒバ造り。大きなガラス窓から森へと続く景色は、自然の中で木のぬくもりに包まれているような気分。ランプの明かりで癒やしの空気が漂います。つり橋を渡った向こう側には、渓流の水音を聞きながら入る露天風呂、そして、内湯と滝を眺める露天風呂の「滝見の湯」(男女別)があります。

 私が一番落ち着くなあと感じたのは、本館の内湯。ヒバ造りの湯船は深めで、肩まですっぽりと温泉につかれます。つるりとした感触の温泉の泉質は、単純温泉。主成分は硫酸ナトリウム、塩化ナトリウムで、肌しっとりの優しい保湿化粧水のよう。どぼんとつかると、ふんわりと包まれるような感覚が、なんともいえずほっとします。「まあ、のんびりしていけ」と、温泉から言われているようです。

毎日一つずつランプを磨いてともしていく

 夕暮れが近づくと、ランプ小屋からカランカランと音を立ててたくさんのランプが運ばれてきます。一つ一つランプが掛けられていくと、ふわっと温かい光が広がって、幸せな気持ちになります。

 夕食の始まるころは外の明るさも残っているのですが、徐々に日が暮れて、明かりはランプだけになり、まるでキャンドルナイトのようにロマンチックな夕食。夜は、ランプの明かりしかないから、温泉に入るか、ぼーっとするか、星でも眺めるか。などとしているうちに結局、夜9時にはぐっすり。この宿にはどうやら不眠症という文字はないようです。

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