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竹内涼真「気持ちで動ける俳優に」 男優急上昇1位

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NIKKEI STYLE

2018年のタレントパワーランキング急上昇編で男優ではトップ、全体では2位の伸びとなった竹内涼真。躍進したこの結果を伝えると、喜びつつも冷静な反応が返ってきた。

日経エンタテインメント!が発表している「タレントパワーランキング」は、アーキテクトが3カ月に1度実施している、タレントの「認知度(顔と名前を知っている)」と「関心度(見たい・聴きたい・知りたい)」の調査を基に、2つのデータを掛け合わせて「タレントパワースコア」を算出、ランキング化したものだ。(調査の詳細は総合編の「タレントパワー、マツコ3連覇 石原さとみ4位浮上」をご覧ください)

竹内の17年は、『帝一の國』などの映画出演の他、特に連ドラに恵まれた年だった。NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)『ひよっこ』には、6月から約2カ月間出演し、有村架純演じる主人公の恋の相手役で一気に知名度を高めた。そして間髪入れず、7月期ドラマ『過保護のカホコ』に出演。10月期には、平均視聴率16%のヒット作『陸王』で物語のキーパーソンを演じ、タレントパワーはさらに上昇した。

「素直にうれしいですね。でも俳優としてというよりは、いい巡り合わせで、作品と役に恵まれたことが大きいと思います。同じ大学生の役でも、『ひよっこ』のときの島谷純一郎と、『カホコ』の麦野初とではテンションの違う役だったので、そこのギャップみたいなものも、もしかしたら楽しんでいただけたのかもしれません。

朝ドラが放送されてから少しずつ、僕を知ってくださる層が広がったようには感じます。最近は外でロケをしていると、気付いてもらえる機会が増えました」

朝ドラは登場人物が多く、経験豊富な共演者たちの芝居を間近で見られたことが貴重だったと語る。続く『カホコ』では、ちょっとしたピンチも味わったとか。

「8話でカホコが握った大きなおにぎりを食べて泣くシーンがあったんです。その日は真夏で、気温が35~36度あって。おにぎりが傷まないようにと、クーラーボックスに入れていたんですが、カチカチになっちゃって全然おいしくなかったんですよ(笑)。リハーサルでは泣けたのに、最初の本番で食べたら『うめぇ』っていう言葉も涙も出なくなってしまって。今だから言えることですけどね(笑)。

脚本の遊川和彦さんには役のことを細かく伝えていただいて、自分では気付けなかった表現を引き出していただきました。でも改めて見返すと、『ヘタクソだな』って。そのときにできる限りのベストは尽くすんですけど、毎回『今の自分だったらもっとできるのに』って思います」

『陸王』でぜいたくな経験

竹内への評価がさらに高まったのは、最終回で視聴率20.5%を記録した10月期ドラマの『陸王』だ。シューズ開発のカギとなる、マラソン選手の茂木裕人を演じ、役作りでも注目され、放送中の11月には自己最高スコアとなった。加えて、9月からソフトバンクのCMに起用されたことも数値のアップにつながった。

「『陸王』は、しっかり準備ができたんです。4カ月間、走る練習や体作りを含めて、万全の状態で役作りができて。本物のマラソン選手に見せなければいけないので、『ひよっこ』の撮影の終盤から、食事制限と運動で体を絞り始めました。時間は十分あったので、それほどきつくはなかったです。

振り返ると、とてもぜいたくで、スケールの大きな作品でした。エキストラさんが5000人とかは普通で、豊橋で道路を封鎖して撮影したマラソン大会のシーンでは、1万人集まってくださったり。貴重な経験ができました」

「ソフトバンクのCMは、ずっと白戸家を見てきたので、最初はすごく緊張しましたが、今では本当に自由にやらせていただいています。カラオケで『残酷な天使のテーゼ』を歌ったときも楽しかったし、『学割先生』のちょっとダサいキャラクターも好きですね」

18年6月まで放送されていた『ブラックペアン』(TBS系)では、研修医の世良雅志を演じた。竹内の飛躍のきっかけとなった『下町ロケット』(15年)や『陸王』と、同じスタッフチームによる作品だ。

「僕はどの現場でもコミュニケーションを大事にしていて、お互いに知っている分、あうんの呼吸というか、1回目より2回目のほうがいい仕事ができると思うんです。『陸王』のときは2回目だったので、やっぱり思い切りできましたし、今回はもう3回目なので、安心感がありました。

二宮和也さんが演じる外科医の渡海に振り回されるんですが、たまに反射的に僕自身の気持ちが出て、ムカついてくるときもあって(笑)。世良は反対で、半べそで困っちゃうような人。そんなキャラクターは、演じながらつかみました。二宮さんには思い切りぶつかっていけたし、またそれがすごい角度で返ってきて、一緒に演じられて楽しかったですし、刺激を受けました」

流されず、気持ちを大切に

8月には主演映画『センセイ君主』も公開される。

「『仮面ライダードライブ』(14年)での主演は、周りに支えられてのものですから、実質的にはこれが初主演という感じです。『青空エール』(16年)のときに初めて少女マンガ原作の作品に出演して、どう役作りをしたらいいか分からなくて、台本とマンガを一生懸命交互に読んでいたんです。今回は僕なりに考えて、原作にとらわれ過ぎないように、台本から役を作っていきました。大人の方にも満足していただける作品になっていると思います。

僕が仕事をする上で心掛けているのは、自分の意思を大切にすること。『ひよっこ』のとき、有村架純さんが『時間に追われないようにしないとね』と言っていて、確かにそうだなと。時間に追われるまま流されるように撮影するっていうのは、危険だと思うんです。テストをやったとしても、引っかかる部分があったら必ず自分から解決するようになりました。台本は大事ですが、現場に入ったら『こうしたほうがもっといいのかも』という部分も出てくるんです。そこを考えて、プラスしていくのも面白いところなのかなと感じ始めています。段取りではなく、気持ちで動ける俳優になりたいです」

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2018年6月号の記事を再構成]

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