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BTS(防弾少年団) 米ビルボード1位までの歩み

日経エンタテインメント!

2018/6/5

 BTS(防弾少年団)の最新アルバム『LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’』が5月に発売され、米ビルボード・アルバムチャートで初登場1位になった。K―POPでは史上初めての快挙だ。

2013年の韓国、14年の日本デビューから世界的アーティストへと上りつめていったBTS(防弾少年団)

 BTSは2013年に韓国でデビューし、その翌年に日本でもデビューを飾った平均年齢23歳の7人組ヒップホップグループ。EDMやトラップといった世界の最新トレンドの楽曲と、刀や刃物のように指先までそろった「カル群舞」とも呼ばれるシンクロダンスが特徴だ。ツイッターやV LIVE(動画配信サービス)などのSNSも有効活用し、女子中高生を中心にファンが拡大している。

 17年は、BTSが日本で大きく飛躍した1年となった。3月にレコード会社をポニーキャニオンからユニバーサルへと移籍。5月にリリースしたシングル『血、汗、涙』は、34万枚(サウンドスキャン調べ、以下同)と、前作の3倍近く売り上げを伸ばした。10月には初のドーム公演も開催。京セラドーム大阪に2日で約8万人を動員した。そして12月リリースのシングル『MIC Drop/DNA/Crystal Snow』は48万枚を突破し、17年の男性アーティスト作品の中では嵐に次ぐセールスとなっている。

 また、17年はワールドワイドでの評価も上昇。2月から7月にかけて2度目のワールドツアーを開催し、10カ国で40万人を動員。9月に韓国で発売したミニアルバム『LOVE YOURSELF 承“Her”』は、世界73カ国で1位を記録、米ビルボードでも7位となった。そして今年5月、最新アルバム『LOVE YOURSELF 轉 ‘Tear’』がK-POPでは史上初となる米ビルボード1位を記録した。

 順を追って、彼らの歩みを見ていこう。BTSは、現事務所のBig Hitエンタテインメントが10年に開催したオーディションで結成。彼らの名前には「10代20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎつつ、自分たちの音楽を守り抜く」という意味がある。それはメンバーが自分の内面をつづってきた歌詞と、それにリンクしたコンセプト型のアルバムにも表れている。

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