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転職でモテる「サーバント型」上司 部下育つ奉仕力 エグゼクティブ専門の転職エージェント 森本千賀子

2018/6/1

サーバント型のマネジャーが転職市場で人気を集めている。写真はイメージ=PIXTA

近年、転職市場で評価が高まっている「サーバント型」のマネジャー。サーバントとは召使や奉仕者といった意味で、従来の命令型のリーダーと異なり、チームのメンバーを「奉仕」や「支援」を通じて育て、チーム力を向上するタイプです。新年度から組織や役職が変わり、新しい後輩、部下とのコミュニケーション・育成方法に悩んでいる方は、サーバントスタイルのマネジメントを試してみてはいかがでしょう。私自身がマネジャー時代に実践し、成果につながった5つの方法をお伝えします。

■「サーバント型」が人気の理由

4月の新年度スタートから2カ月がたちました。組織変更や異動などで新たなメンバーとともに働くことになった方々は、後輩や部下に対して「何を考えているかつかめない」「どう接したらいいかわからない」「今の指導の仕方でいいのか迷う」などと悩むことも多いのではないでしょうか。

以前、「いま転職市場で『売れる』4つのマネジャータイプ」「管理職も営業も 変わる女性の採用、チャンスはここに」の記事で、「サーバント型」のマネジメント人材が求められている傾向をお話ししました。

「サーバントリーダーシップ」は、米国のロバート・K・グリーンリーフ博士が提唱した、「奉仕こそがリーダーシップの本質」という考え方。リーダーの役割とは「指示を与えて遂行させる」のではなく、「ゴールを示した上で、メンバー自身の考え方・やり方に任せ、目標実現をサポートする」ということです。

最近の若手は、「競争させない」「個性を尊重する」という方針のもとで育ってきているため、こうしたマネジメントスタイルの方がモチベーションの向上に有効と考えられています。

今後、マネジャーのポジションでのキャリアアップや転職を目指すのであれば、この手法での成功経験を積んでおくと武器になる可能性があります。

では、どのように実践すればいいのでしょうか。

私は会社員時代、営業部門や新人育成部門のマネジャーを務めていた時期があります。当時実践していたマネジメントは、いま振り返ると「サーバント型」だったと思います。私のグループは社内でトップの業績を上げ、「どうしたらこんなにモチベーションの高い人材が育つの?」と尋ねられたものです。

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