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食の豆知識

女性はなぜアボカド好き? 2人でおいしく食べるには

2018/4/4

アボカド、男女の好みの違いがはっきりと現れる=PIXTA

 今回のテーマはアボカド。男女の味覚差、そしてその差を埋める調理法について迫ってみたい。

 味覚は出身地や家庭などその人が育った環境によって形成される面がある。「トーストは厚切りと薄切り、どっちが好き?」「うどん派、そば派?」など、当コラムでもたびたび取り上げたように、酒の席で盛り上がる「食の戦争」も、出身地で意見が分かれるものが多い(ちなみに西日本が厚切り派でうどん党)。

 また、味覚には生まれながらに持っている「男女の差」もあるようだ。昔は「男は辛党、女は甘党」といわれたものだが、私の周りでは「ザル」とか「酒豪」と呼ばれるのは女性の方だ。「スイーツ男子」という言葉もあるし、最近は一概に男女差だけでは語れないことが少なくない気がする。

 とはいえ、そんな男女の差が最も表れるものといったら「アボカド」ではないだろうか。

 そう感じたのはコジャレた居酒屋で飲んでいたときのこと。隣のテーブルの女子がメニューを見ながら「私、この『アボカドとマグロのユッケ風』が食べたーい!」といった。そこにいる女性陣が「いいね! 私もアボカド大好き!」「私もそれ頼もうと思ってた!」と盛り上がる。

アボカドとマグロは相性のいい組み合わせだが……=PIXTA

 そこに空気の読めないというか、勇気ある男子が「オレ、マグロはマグロだけで食いたい!」といい出した。その瞬間、お姉さまがたの猛反撃が始まった。いかにアボカドがうまいかを説く人あれば「だったらまぐろの刺し身も頼もう。そして、アナタはアボカドの皿には手をつけなければいい」と解決策を提案する人、「刺し身ならスーパーで買って食えばいいじゃん」とまで言う人ありで、その男子はお姉さまたちからボコボコにされたのだった。

 出身地以外のポイントで「食の戦争」が繰り広げられたのを見た瞬間であった。

 後日まわりの男女に「アボカド好き?」と聞き取り調査をしてみると、女性はほぼ「好き~!」と即答するのに対して、男性は「うーん、嫌いではないけど、とりたてて好きというほどでもない」という反応。なかには「どちらかといえば嫌い」と答える男性もいた。

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