スイスのスウォッチグループ傘下の時計ブランド「ハミルトン」が2018年の新作で、ブランドの歴史を強調するモデルに注力している。1918年にワシントン―ニューヨーク間を結ぶ米国初の定期航空便サービスの公式時計に採用されてから100年を迎えることを記念して限定モデルを投入するほか、新たなコレクションを充実。ハミルトン・インターナショナルのシルバン・ドラ最高経営責任者(CEO)は「今年のビッグメッセージは『アメリカンスピリット』。どのモデルをとってもアメリカンスピリットを感じてもらえるように仕上げた」と話す。
航空機をテーマにした「カーキ X-ウィンド」シリーズから「オートクロノ 限定モデル」を世界限定1918本で発売する。直径45ミリメートルのステンレスケースを備え、ハミルトンとして初めて、時計の心臓部「ひげゼンマイ」にシリコン製を採用したムーブメント(駆動装置)を搭載した。