ライフコラム

ヒットを狙え

大ヒット『モンハンワールド』、初めての人にも優しい

日経トレンディネット

2018/3/9

「モンハンシリーズ」の新作『モンスターハンター:ワールド』
日経トレンディネット

カプコンのPlayStation4(PS4)向けゲーム『モンスターハンター:ワールド』の売り上げが好調だ。2018年1月26日に発売し、その後3日間の国内出荷本数は135万本(ダウンロード版除く)。全世界では3月5日までに750万本(ダウンロード版含む)の出荷を記録した、まさに「モンスター」ソフトだ。プロデューサーである辻本良三氏に今作で注力したポイントを聞いた。

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「モンスターハンター」シリーズは、オンライン、オフラインを問わず、多人数プレーが楽しめるアクションゲーム。もちろん、1人でも楽しめる。恐竜のようなモンスターが闊歩(かっぽ)する世界で、食材や武具、防具の素材になるモンスターを狩るのが目的だ。

モンスターハンターの最初のタイトルはPlayStation2で発売され、オンライン対応タイトルとして登場。PSPで発売した『モンスターハンターポータブル』は爆発的な人気になった。携帯機向けタイトルの発売が続いた結果、据え置き機での発売は実に8年ぶり。その間に発展した据え置き機ならではの圧倒的な処理能力とグラフィック性能で、『モンスターハンター:ワールド』では先進で最高の「狩り」が楽しめるという。

■「今まで描き切れなかったものを描きたかった」

――かなり速いペースで出荷本数が伸びてますね。

『モンスターハンター:ワールド』のプロデューサーを務めるカプコン執行役員でCS第三開発統括兼MO開発統括の辻本良三氏(写真:酒井康治)

今回のタイトル『モンスターハンター:ワールド』(以下、モンハンワールド)に含まれる「ワールド」という言葉には、モンスターハンター(以下、モンハン)の世界観を体験できるようにしたいという思いと、世界で勝負できるタイトルにしたいという思いの両方がありました。だから、これだけのヒットになったのはうれしいですね。

今回は、新規ユーザーにも入りやすくしたいと考えて、あえてナンバリングを外しています。どうしても続編タイトルって、前作をプレーしていないからという理由で手を出しにくくなる面があると思うんです。だから、今回はあえてナンバリングは付けずに、コンセプトにもあった「ワールド」という言葉を思い切ってタイトル名に付けました。

それと、「モンハン」シリーズに携わる者として、500万本超えというのは意味のある数字でした。これまでのシリーズでどうしても破れなかった数字だったんです。それが3日で突破できたのは大きいですね。

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