リーダーが語る 仕事の装い

ネクタイなんてお断り!持っているスーツはわずか5着 日本オラクルCEO フランク・オーバーマイヤー氏(上)

2018/2/11

 経営者の中には、いつも決まった装いの人がいる。人前に立つときは黒のタートルネックにジーパン姿だったアップルの共同創業者、故スティーブ・ジョブズ氏しかり、グレーのTシャツ姿のフェイスブック、マーク・ザッカーバーグ共同創業者兼最高経営責任者(CEO)しかり。2017年6月、IT(情報技術)大手、日本オラクルのトップに就任したフランク・オーバーマイヤーCEOもそんな一人といっていい。黒を基調に、モノトーンでまとめるのがスタイルだ。ネクタイは絞めず、カジュアルな装いを貫くのはIT分野といった業界ならではなのか、あるいは個人的なスタイル(流儀)なのか。




 ――シャツにカーディガン、パンツとすべて黒ずくめですね。

 「黒が好きなんです。今日、着ているのはイタリア製のシャツですが、自宅には同じものが50着あります。母国ドイツで洋品店を営む友人が7年前、勧めてくれたものです。スリムな仕立てが私の体形に合い、気に入りました。最初に5着まとめ買いし、その後も仕事の関係でドイツと米国の2カ所に拠点を置く生活が始まったため、新たに買い足しました。そんなこんなで50着まで増えました。サイズ、色とも全部一緒です」

■同じ色味ばかりなら、服装選びも悩まずに済む

 「持っている服が全部黒だというわけではありません。紺や白、ブラウンなどもありますよ。でもビジネス用、カジュアル用とも、装いの基調は黒で、それ以外の色味のものは少数派ですね」

 「毎朝、ワードローブの前に立ち、その日の気分で服装を選ぶわけですが、同じ色味が中心だと選択する際も、悩まずに済み、助かります。もっとも、黒のTシャツなどは、日差しが照りつける夏場は時に、悩ましいなと思うことがありますが」

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