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トランプ大統領、着こなしもルール無視の「俺様流」

2017/11/4

ロイター

 トランプ米大統領が5日から7日までの日程で、就任後初めて日本を訪れる。イタリアの有名ブランド、ブリオーニのスーツを愛用し、自らの名前を冠したブランドを持つというトランプ氏。元モデルのメラニア夫人、長女のイバンカさんもブランドを運営するなど、ファッション業界との縁(えにし)は深い。来日の機会にその装いについて専門家に聞いた。




 服飾史家で明治大学特任教授の中野香織さんは「若いころから現在にいたるまで、俺様スタイルを貫いていますね」と分析。「スーツが大きめ。ネクタイはベルトよりも下に垂れ下がっているし、上着のボタンも留めず、明らかに装いのルールを外している」と指摘する。

 トランプ氏はペンシルベニア大学ウォートン校出身のアイビーリーガー。加えて、ファッションに詳しい夫人や長女も助言できるはずなのに、そんなスタイルを貫く理由について、中野さんは「わざとではないか」と見る。

■ルール無視の装い、支持者受け狙う?

 「エリート層ではなく、自らの支持層である大衆に受けることを狙っているのではないか」というのだ。「スーツはいいものをチョイスしているのに着方がおかしい。世間のルールは無視してかまわないという『俺様流』を貫き通すつもりなのだろう」と中野さんは語る。

 中野さんによると、実は米国の歴代大統領もいろいろと装いの慣例を変えてきたのだという。

 近いところでいえば、オバマ前大統領。初当選した2009年の就任式後の舞踏会で、タキシードに白いボウタイを合わせた。ドレスコードでは、タキシードに合わせるのは黒いボウタイ。ホワイトタイといえば燕尾服(えんびふく)になる。しかし、オバマ氏は4年後の2期目の就任祝賀舞踏会でも同じスタイルを選んだ。

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