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医師が明かす ストレスに強い人、弱い人の決定的違い ストレスに強くなる3つの習慣【前編】

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2017/10/16

同じ労働環境でも、ストレスに打ち勝つ人と、そうでない人がいる。その違いはどこにあるのだろうか(c)rawpixel -123rf
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 長時間労働などの働き方が問題視されるようになり、「働き方改革」に取り組む企業が増えているが、ストレスから心を病む労働者は今も絶えない。その中でも、厳しい労働環境でもストレスに打ち勝つ人とそうでない人がいる。その違いはどこにあるのだろうか。50社以上の企業を担当してきた精神科産業医の吉野聡さんに、「ストレスに強い人の共通点」と「ストレスに強くなるための習慣」を2回に分けて聞いていく。

■ストレスに強い人と弱い人の二極化が進む

 職場でのメンタルヘルスの重要性が指摘されるようになって久しい。最近では、長時間労働などの日本的な勤務形態も問題視されるようになり、その対策に着手する企業も増えているが、ストレスから心を病む労働者は今も絶えない。

 厚生労働省の「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、仕事に関する強い不安や悩み、ストレスを感じている労働者の割合は2015年(平成27年)で55.7%。労働者の5割以上は何らかのストレスを抱えているということになる。この比率は横ばいもしくは微減傾向にあるものの、依然として高い水準にあるといっていいだろう(図1)。

厚生労働省「労働安全衛生調査(実態調査)」より

 その原因は、仕事の質や量の問題(57.5%)、セクハラやパワハラを含む対人関係(36.4%)、仕事の失敗や責任の発生(33.2%)、と続く(図2)。

ストレスがある人を100とした場合の比率。3つまでの複数回答(厚生労働省「平成27年 労働安全衛生調査(実態調査)」より)

 しかし同じ労働環境でも、心を病む人とそうでない人がいる。実際に50社以上の企業を担当し、数多くのビジネスパーソンに健康指導を行ってきた精神科産業医の吉野聡さんは、「年々ストレスに強い人と弱い人の二極化を強く感じます。特に若い世代ほどストレスに弱く、3年程度で離職するケースが目立ちます」と話す。

■ストレスに強い人と弱い人の違いは?

 では、ストレスに強い人と弱い人の違いはどこにあるのだろうか。

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