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太らない人が実践する「3つの食習慣」 こちら「メンタル産業医」相談室(10)

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2017/6/22

太っている人vs太っていない人、たった3つの食習慣で大きな差が!(c)wang Tom-123rf
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 こんにちは、精神科医の奥田弘美です。雨つぶを宿したアジサイが美しい6月、あなたの心と体はお元気でしょうか。この記事では、前回「ストレス・疲労に負けない食事 『赤黄緑を1:1:1』」に続き食事をテーマにお送りしたいと思います。

 産業医業務においては、メンタルヘルス面談や過重労働面談だけではなく、社員さんからの健康相談に応じることも重要な仕事の一つです。私自身も、担当する20社の会社でしばしば対応していますが、昨今非常に多いのがダイエットに関するご相談です。女性はもとより男性からも「体重を減らすにはどうしたらよいのか?」「最近太ってきたので、これ以上体重を増やさないための対策は?」といった質問をいただきます。そんなとき必ず私が投げかける逆質問が3つあります。

【ダイエットをしたい人への3つの質問】

その1 「常におなかがしっかりすききってから食べていますか?」

その2 「腹8分目ラインで箸を置いていますか?」

その3 「寝る時刻の2~3時間前からは何も食べていませんか?」

 私にダイエットの相談をしてくる方の中で、この3つの質問全てにYESと自信を持って答えられる人は皆無です。逆に何歳になってもスリムで健康的な体形を自然にキープしている「太らない人」は、この3つの質問にYESと答える人が多い傾向があります。

 私はこの3つの食習慣をキープしているかどうかが、太るかどうかの根本的な食習慣の違いだと確信しています。

■「3つの習慣+栄養バランス」でほぼ確実にやせられる

 「そんなこと、今さら言われなくても知っている」と思う方もいるかもしれませんが、この3つの食習慣を身に付けないままダイエットにトライしても、一時しのぎになりかねません。運よくやせても、元の食生活に戻ればまたリバウンドしてしまうのはほぼ確実です。

 というのは、実は私自身が学生時代から20代半ばまで、「ダイエットをしてはリバウンドする」を繰り返していたから。そのため当時から「太らない人」の食事習慣に個人的にずっと興味がありました。そこで、医師になった当初は内科系ドクターとして食事指導を通じてたくさんの患者さんの食事習慣をインタビューする機会に恵まれたこともあり、知人もひっくるめて手当たり次第に「太らない人」の食事習慣をヒアリングしました。その結果、上記の3つの習慣を持っている人が非常に多いことに気が付いたのです。

 もう少し詳しく説明しますと、いくつになっても健康的でスリムな人は、「おなかがしっかりとすききるまで次の食べ物を口にしない」。そして「おなかがパンパンに張り苦しくなるまで食べず、いわゆる腹8分目ラインで食事を終える」という食べ方を自然に習慣化しています。さらに食後4~5時間はおなかがそれほどすかないので、食間に「口寂しいから」などとお菓子をつまんだりもしない。夜も、午後7~9時ごろに夕食を食べたならば、「その後、寝るまでの数時間は何も食べない」という人が圧倒的に多いことが分かりました。

 これら3つのポイントに気づき徹底的に実践し始めてからというもの、私自身は全く太らなくなりました。それまではダイエットをして数キロ落としてはリバウンドを繰り返していたにもかかわらずです。現在に至るまで約20年たち、その間に2人の子どもを出産しましたが体重はほぼ一定です。できるだけ歩くようにはしていますが、特別な運動や食事法をしているわけでもありません。

 気を付けていることといえば、3つのポイントのほかは、第9回「ストレス・疲労に負けない食事 『赤黄緑を1:1:1』」に書いた赤グループ(たんぱく質)、黄グループ(炭水化物・脂質)、緑グループ(ビタミン・ミネラル類)をできるだけバランス良く食べることのみです。甘い物は好物なので、ケーキやアイスもデザートに食べたりします(ただし全て「おなかがしっかりすいてから」食べるか、もしくは食後のデザートのときは「腹8分目まで」と決めて食べています)。

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