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かわいい馬の道標をたどる旅「九州オルレ」 南蛮貿易で栄えた港町を歩く「南島原コース」をめぐる

2016/11/16

馬の道しるべ「カンセ」をたどる

新しい自然の楽しみ方「オルレ」。自然散策と史跡巡りなどを組み合わせた韓国・済州島生まれのトレッキング(山歩き)だ。地図とコンパスを使って指定されたコースの所要時間を競うオリエンテーリングや、山頂をめざす登山とは異なり、コース内の要所要所に配置された目印を頼りに、緩やかな山道や自然道を自分のペースでゆっくりと楽しむことができる。

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「オルレ」とは済州島の方言で「通りから家に通じる狭い路地」という意味。韓国のトレッキング愛好者の人気を集め、毎年約200万人が島を訪れるという。日本では、官民でつくる九州観光推進機構が、自然豊かな九州の魅力を国内外の観光客に再発見してもらおうと、2012年から「九州オルレ」の普及に取り組んでいる。

コースはいずれも十数キロメートルを4~5時間でめぐるもの。主に未舗装の自然道であること、途中でリタイアしても公共交通を利用できること、などなどの条件を満たす必要がある。済州島の社団法人「済州オルレ」からも認められたコースは、当初の4つから現在17コースに充実。訪問者はこれまでの累計で22万人に上るという。

コース内の要所には、「カンセ」と呼ばれる済州島の馬をモチーフにしたオブジェや、青と赤のリボン、木製の矢印や石などにペイントされた矢印などの標識が設置されている。これらの目印(画像は九州観光推進機構提供)に沿って歩くのがオルレの特徴だ。

馬の頭が進行方向を示す
石にペイントされた矢印
青は正方向、赤は逆を示す
コースを示す青と赤のリボン

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