在宅で座りっぱなし…寒い季節、実践したい痔の予防法

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写真はイメージ=PIXTA
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寒い季節になると血行不良を招き、痔(じ)に悩む人が多くなる。今年はコロナ禍による在宅勤務で運動不足の人が増え、リスクも高くなっている。適切な予防法と、症状が出たときの受診の目安を知っておこう。

痔は「3人に1人は経験する」とされ、起こりがちな病気だ。寒い季節は「血行が悪くなって肛門のうっ血が進み、水分をとらなくなって便が硬くなることでも痔になりやすい」とJCHO東京山手メディカルセンター(東京・新宿)大腸肛門病センターの山名哲郎センター長は話す。

さらに、在宅勤務によって、長時間座りっぱなしの生活を送る人も増えた。肛門のうっ血を進め、痔になるリスクを高くする。

痔は大きく、いぼ痔(痔核)、切れ痔(裂肛)、痔ろうの3種類に分けられる。最も多いのはいぼ痔だ。うっ血によって肛門周囲にある肛門クッションという部分が腫れて盛り上がってくる症状だ。

切れ痔は、硬い便などで肛門の皮膚が切れた状態のこと。大腸菌などの細菌に感染し化膿(かのう)するのが痔ろうだ。「切れ痔は便秘がちの女性に多く、痔ろうは下痢がちの男性に多い」(山名センター長)

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