Men's Fashion

Kastane名古屋店 店員がSNS発信、ファン増やす

Hot Zone

2018.9.19

フォロワー数トップの店員、加藤真梨さんは、まねしやすい着こなしで支持を受けている

パルグループホールディングス傘下のパルが運営する婦人服ブランド「Kastane(カスタネ)」が好調だ。SNS(交流サイト)での発信に力を入れ、店舗スタッフやブランドのファンを増やしている。SNSの投稿を見たのがきっかけで来店する客も多い。「インスタグラム」などで反響の大きかった商品を店舗の目立つ場所に並べ、実店舗での販売にもつなげている。

カスタネは国内に22店舗を展開し、約150人の店員がそれぞれSNSで発信する。その中でもインスタグラムのフォロワー数が約4万4000人とトップの店員、加藤真梨さんが働くのが名古屋店(名古屋市)だ。街の中心部である栄エリアに店がある。木目調の内装で、「アメリカンクラシック」を基調とするカスタネの世界観を伝える。

■8割はSNSで知って来店

「名古屋店に来店する客の約8割はSNSでカスタネを知って来店する」(加藤さん)。名古屋店は街中にある路面店。駅ビル内の店舗と比べ、店員の影響力が集客に関わってくる部分が多い。加藤さんは、8月に現在の店に異動になったが、加藤さんをたずねて週末に遠方からくる客もいるという。