古着と新品をミックス アンティクローズのPB旗艦店

だが、近年のリユース市場の活性化で、セカンドストリートでの買い取りが好調に推移。店頭で扱う品物の数や質が向上し、「現場からはPBを置きたくないという声も聞こえる」(五雲寺徹リユース商品課マネージャー)。PBの認知度が依然として低いほか、古着の方が利益率が高いことも影響している。

古着と新品をミックスしてディスプレーする

補完品としての役割は薄れつつある。しかし、買い取りが安定してきた段階で既にTシャツやキャップなど一通りのアイテムを取り扱っていたため、PB単体でも勝負できると判断した。現在力を入れるのは販路拡大と商品開発だ。

■利益率高い古着に埋没しない商品作り課題

17年に埼玉でPBの旗艦店を開店。だが、商品の全てをPBにしなかったのは、「アンティクローズと古着と組み合わせて商品を提案したい」(五雲寺氏)からだ。PBの発信拠点となる重要な店舗で業績は好調だというが、「ここでもまだまだ古着の方が人気」(同)だという。

PBを古着の間に埋没させないためには新商品の開発が必須だ。古着を扱っていることを利点として、ファッション感度の高い顧客の声を取り入れた商品作りに挑む。

ただ、低価格帯のカジュアル衣料品はユニクロやGU(ジーユー)やH&Mなどの存在感が大きい。新業態店は年内に新しく1店舗開業するという。商品開発で市場で差をつけられるかがカギとなる。

(堺峻平)

▼ゲオホールディングスのプライベートブランド。古着販売店「セカンドストリート」を中心に販売。トレンドを押さえながらも日常使いができる低価格な商品が若者の支持を集める。「チャンピオン」や「ディッキーズ」など国内ブランドとのコラボ商品も人気だ。平均単価は3000~4000円。
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