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10年ぶりに問題形式を刷新、TOEIC対策はアプリで

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NIKKEI STYLE

 社会人の英語能力を測る指標として定着している試験といえばTOEICだ。昇進や海外出張のために、一定の点数を取ることを条件としている企業も多い。そのTOEICが5月末、10年ぶりに問題形式を刷新した。新方式では長文問題が増えるなど、より実践的な英語力が求められる。スマホの対策アプリを活用し、万全の準備をして試験に挑もう。

「隙間時間を使って効率よく反復学習ができるところが気に入っています」。東京都在住で会社員の大塚江利子さん(39)は、単語アプリ「マジタン」とミニ模試に挑戦できる「アプトレ」を利用している。かつて参加したTOEICの講習会で、スマートフォン(スマホ)の対策アプリが点数アップに役立つと講師から聞いた。それからは「通勤電車の中でクイズ的に利用し、楽しみながら勉強しています」と大塚さんはいう。

「既知」単語表示せず

マジタンでは次々と英単語が現れ、4つの選択肢から正しい日本語訳を選ぶ。10問正解したら、1ステージがクリア。まるでゲームをしている感覚で単語学習ができる。アプトレは、リスニングから長文読解まで本番形式の問題に挑戦できる。いずれのアプリも覚えた単語や正解できた問題の比率はグラフで表示され、達成度がわかる。

マジタンとアプトレを開発したappArray(東京・中央)の立石剛史代表取締役はかつて英語が大の苦手だった。投資銀行で働いていたときにTOEICを受けたが、点数は280点に留まった。奮起して勉強し、苦労を重ねながら英語を身につけていった。念願の海外転勤も経て、最終的にほぼ満点の985点に到達した。そんな経験を生かし「英語ができなかったときに、自分が必要としていた機能を盛り込んだ」と話す。

マジタンでは既に覚えている単語をタッチして「既知」のマークを付けられる。既知とした単語は設問の中で表示されることはない。かつて紙の単語学習本を買ったときに、覚えている単語も数多く混じっていた。そんな経験から、この機能がひらめいたという。アプトレでは音声の再生スピードを5段階に変更できる。初心者もゆっくりとした発音で耳を慣らせる。

紙のテキストの補完

アプリには多数の種類がある。苦手分野を克服できるアプリを選ぶのも一つのコツだ。文法問題で伸び悩んでいる人にオススメのアプリが「TOEICテスト文法640問」。穴あきの文章を埋める言葉を4択で選ぶ問題が次々と表示され、テンポ良く勉強できる。リスニング力を伸ばしたいという人はTOEICの運営団体が提供している「English Upgrader」が選択肢になりそうだ。

楽しく勉強ができるのがアプリの強みだが、それだけで簡単に点数アップができるほどTOEICは甘くない。「アプリはあくまでも紙のテキストを補完するもの」と説明するのはTOEICの攻略ブログ「トイグル」を運営し、講師として英語学習のオンライン授業も手がけている田辺竜彦氏だ。自宅などじっくり勉強できるときには紙の問題集に取り組みつつ「電車の中など空き時間を無駄にせず、アプリで勉強する」(田辺氏)ことが正しい活用法だという。

田辺氏は「800点以上を狙う上級者はTOEIC対策の勉強だけでなく、生の英語に触れることが大切」と強調する。例えば、動画サイトYouTubeで、自分の趣味など興味があることに関連した海外の動画を見ることで、自然なリスニング力が身につく。電子書籍で英語のビジネス書を読むことも長文読解の訓練には最適という。

1日の中で何気なくスマホを見ている時間は意外に長いもの。その時間を楽しみながら英語に触れる機会に変えれば、高得点への到達だけでなく、国際人への道も開いてくるはずだ。

(コンテンツ編集部 松元英樹)

[日本経済新聞夕刊2016年6月23日付]

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