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ブームの予感(日経MJ)

出勤前に座禅→スイカ割り…とことん遊んで気分転換 「エクストリーム出社」同行ルポ

2013/9/8

早朝から温泉行きや登山など夏休みばりの遊びをこなした後、何食わぬ顔で定時出社。その様子をツイッターで投稿する輪が広がっている。「過激な、極端な」を意味する英語を冠して「エクストリーム出社」と名付けられたこの動き。魅力を探るべく、発案者2人の出社に同行した。

■5時20分、北鎌倉駅に集合

8月30日午前9時25分。通勤客らが無言ですれ違う東京・八丁堀のオフィス街を小走りで急ぐ1人の男性がいた。白いワイシャツに黒のズボン、しかし靴にはまばらに残る砂の跡。「では、行ってきます!」。朝からテンションは最高、充実感に満ちた天谷窓大さん(29)の笑顔の理由は4時間ほど前にさかのぼる。

東京都心から南西に約50キロ、神奈川県・北鎌倉駅に、天谷さんと友人の会社員、椎名隆彦さん(34)が集まったのは5時20分。自宅を出発したのは椎名さんが4時、天谷さんは漫画喫茶で前泊だ。「一回やってみたかったんだよね」と向かった先は古刹、円覚寺。この日のエクストリーム出社は座禅から始まった。

午前5時22分、JR北鎌倉駅を降り「エクストリーム出社」に臨む天谷窓大さん(写真右)と椎名隆彦さん(神奈川県鎌倉市)
午前5時33分、円覚寺の「暁天座禅」に参加。厳粛な1時間を過ごす(神奈川県鎌倉市)

エクストリーム出社は今年7月、2人の雑談の中から生まれた。出社報告ツイートの閲覧数は多い回で10万近くに上るほどだ。

■1時間の座禅の後、由比ヶ浜でスイカ割り

1時間の座禅の後、2人が降り立ったのは散歩する人もまばらな由比ガ浜の海水浴場。「今、7時すぎ。45分までには出発だな」と水平線を見つめると、慣れた手つきで椎名さんはズボンの裾をまくり、天谷さんはトランクス1枚に。物も言わず海へと走り去った。

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