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肌の色で年齢が分かる? 加齢の新常識 編集委員 小林明

2011/9/16

今回のテーマは「肌年齢」の謎について。

肌はその人の年齢を正直に物語っていることが多い。たとえば、若いうちは肌に張りやツヤがあり、いかにも元気そうに見えるが、年をとると自然にたるみやシワが目立ってくる。

これを「肌年齢」という。

では、加齢に伴い、肌の見え方は具体的にどう変わってくるのか? それは何が原因なのか? いつまでも肌が若く見える方法はあるのか? そんな様々な肌の疑問について調べてみた。

まず図1を見てほしい。

これは花王が作成した各年齢層の「平均顔」である。

東京大学名誉教授で日本顔学会会長の原島博さんが開発した技術を使い、年齢層ごとに約50人の女性の画像をコンピューター処理して平均的な顔を作成した。ざっと眺めると、20代から年をとるにつれ、段階的に目尻が下がったり、鼻の両脇から口の両端に伸びる「ほうれい線」が現れたりしている様子が読み取れる。

※平均顔は年齢層ごとに約50人の女性の画像を平均処理して作成。グラフは肌の色を分光測色機などで測定して算出。対象は日本人女性256人。花王調べ

■加齢で肌の色合い変化

だが、ここで特に注目してほしいのが「肌の色合い」だ。

「加齢に伴い、肌の色はより暗くなり、黄色みを帯びているのが分かる」。花王総合美容技術研究所の小島伸俊さんはこう指摘する。確かに、20代の肌はやや桜色がかった若々しい色をしているが、年齢を重ねるにつれ、徐々にくすみが強まり、やや茶色に近い黄色みがかった色へと変化している。

花王が測定した指数によると、50代の「肌の明るさ」は20代後半の水準の半分以下に低下し、50代の「肌の黄色み」は20代後半の水準の2倍近くに上昇している(調査対象は18~59歳の日本人女性256人)。つまり、「肌の色が黒ずんだり、黄ばんだりしてきた」――というのが「肌年齢」の重要な尺度になっているわけだ。

なぜ、このように年齢の違いで肌の見え方が違うのだろうか?

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