最後に、加齢臭をうまく防ぐコツをまとめてみた(図9)。

まず、加齢臭のニオイのもととなる皮脂(と汗)をこまめにふき取ること。入浴はできれば毎日した方がよい。皮脂や汗そのものは、分泌された直後にはニオイがほとんどないが、それが酸化したり、細菌により分解されたりすると初めてニオイが発生する。特に皮脂腺が多い部位(頭、顔、首、胸、背中、ワキなど)、さらに身体のより上位ほど皮脂の分泌量が多いので、こまめなケアが必要だ。

加齢臭は繊維に付着しやすいので、夏場は下着や衣服を頻繁に取り換える努力が欠かせない。いくら身体を清潔にしても、下着や衣類にニオイがついたままなら加齢臭は防げない。また、男性の方が女性よりも皮脂の分泌量が多く、ニオイや清潔さへの意識も女性ほど高くない場合が多いので、加齢臭が強くならないようにより注意した方がよい。

人間の嗅覚は長い間、同じニオイをかいでいると、ニオイを知覚しにくくなるので、自分のニオイには気付きにくい。しかも、親しい知人でさえ、体臭についてはなかなか面と向かって本人に指摘しづらい。

だから、家族など身内の者に自分のニオイを時々、チェックしてもらうようにあらかじめ頼んでおくことも大切。これらを実践すれば加齢臭の発生はかなり防げるという。

読者の皆様のコメントを募集しています。コメントはこちらの投稿フォームから

エンタメ!連載記事一覧