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なぜ加齢臭は男性が強い 曲がり角は何歳か 編集委員 小林明

2011/8/5

図5、6は人体における皮脂腺の分布である。

皮脂腺は頭、顔、首回り、胸、ワキ、背中(背骨に沿った部分)などに特に多いことが分かる。しかも、部位別に1平方センチあたりの皮脂腺数を比べると、体の上部の方が明らかに多い。

たとえば、手のひら、かかとは「ゼロ」なのに、腹(5~20)、背中(34~44)、ほお(50~70)、額(52から79)、頭(144から192)などと体の上部に行くほどに密度が高くなる。ほおは背中の約2倍、頭はほおの約3倍……といった具合だ。



「そもそも皮脂の主な機能は、皮膚の保湿や防水、細菌の侵入を防ぐこと。体の上部の方が脳や神経、感覚器官、重要な臓器などが多いので、自然に皮脂腺も多くなったのではないか」(花王)などと推測されている。

以上、加齢臭は頭、顔、首回り、胸、ワキ、背中などに発生しやすく、特に体の上部ほどニオイが強くなりがちということが分かった。日ごろ何となく経験的に感じていたイメージが資料で確認できた形だ。

続いて、皮脂を分泌する条件や分泌量の男女差について調べてみよう。

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