4役コーヒーメーカー ミキサー付きでフラッペも
ドウシシャの「クワトロチョイス」は、人気のカフェメニューを手軽に作れる新機軸の調理家電だ。コーヒーメーカーとミキサーが合体した独特の形状で、微小な氷にコーヒーを注いだ「コーヒーフラッペ」などが簡単に作れる。フルーツや抹茶、ヨーグルトなどを使ったフラッペに加え、ミキサー単体を使ってスムージーが作れる他、コーヒーのみの抽出も可能。"クワトロ"(イタリア語で4の意味)という名の通り、1台で4役をこなす。
使い方は非常に簡単だ。コーヒーフラッペの場合、コーヒーメーカー部にコーヒー粉を入れてタンクに水を投入。ミキサーの容器に氷や牛乳、砂糖(シロップ)などを入れて前面のボタンを押すだけ。自動で氷が砕かれ、抽出したコーヒーとかき混ぜられて3~4分程度で完成する。口に含むと、シャリシャリとした氷の触感が程よく残り、コーヒーの風味もしっかり楽しめた。砂糖やシロップの量を調節し、"甘くないフラッペ"を作ることもできる。牛乳の代わりに豆乳を使うなど、アレンジも自由自在だ。
コーヒーを単体でいれるときは、専用のステンレスサーバーをミキサーカップの中にセットして使う。サーバーに氷を入れてから抽出すれば、アイスコーヒーになる。
●実勢価格:1万9800円(税別)
●サイズ・重さ:幅15×高さ41×奥行き32cm・約3.8kg[注]
●容量:ステンレスサーバー0.48L、ジュース容器0.8L。レシピ集付き
[注]重さは、ステンレスサーバー使用時のもの
コンパクトさと手入れのしやすさも魅力
容量はミキサーの容器が800ml、コーヒー用のステンレスサーバーが480ml。1回で2~3人分のコーヒーフラッペが作れるなど、十分な量を確保している。それでいて、本体は横幅が約15cmのコンパクトサイズ。キッチンが狭く、コーヒーメーカーとミキサーの両方は置けない人も重宝しそうだ。
手入れのしやすさも魅力。コーヒー抽出用のステンレス製メッシュフィルターやフィルターカップの他、水タンク、ミキサーの刃まで簡単に外せて丸洗いできる。価格は1万9800円(税別)と、安くはない。だが、省スペース性に加え、多彩なカフェメニューをワンタッチで作れる簡便さは、他にはない利点だろう。
(日経トレンディ編集部)
[日経トレンディネット 2016年10月14日付の記事を再構成]
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。
関連企業・業界